失恋
僕は自殺した
理由は振られたからだ
普通に生きてる人にとってはこの自殺の動機は頭がおかしいと思われるかもしれない
でもそれくらい僕にとってはその相手は大切で本気に恋してた相手なんだ
その人と出会ってからはモノクロだった世界が段々と色付いてきていた
人と話す喜びも知れた
ただ貴方が差してくれた傘は
もう穴があいて雨を防いではくれなくなった
貴方と出会った時の事は今でもはっきりと覚えている
春に外で見かけた貴方はさくらと共に僕の目に写った
その時の僕はこの人が運命の人だと確信した
だがそんな都合の良いことは起きるはずもなく
虚しい妄想だけが僕の頭をいっぱいにした
そこから時が流れ僕は貴方に積極的に話しかけに行ったし、仲良くなれるよう頑張った
だがそんな努力はただ僕の時間を奪っただけだった
貴方が僕の事を好いていないというのは時間をかけずともすぐにわかった
けれども頭の片隅で少しの希望を抱き
人生を頑張っていた
そんな希望を打ち砕かれたその時から
僕は死んでいたのだと思う
その後はもう何をやるにも無気力で
死んだほうがましだと思うようになっていた
僕の人生を狂わせたのは紛れもなく貴方でした
僕の人生の最後に貴方の家にベラドンナリリーの花を置いた
最後に貴方は花言葉に詳しかった事を思い出した




