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短編台本シリーズ

卵屋

作者: バケツから声

おや、迷子ですか?それともお客様ですか?


わからない..?では、目を閉じてください


・・・目の前に、卵が見えますか。


ふむ・・・お客様でしたか。いらっしゃいませ。


では、そのまま卵を見ていてください。


目は開けないで。


卵の色は何色ですか?どんな模様ですか?


暖かいですか、冷たいですか?


どんな香りがしますか?


味は...どうでしょうね。


でも貴方が欲しいのはこの卵じゃないようですね


この卵を潰しますか?



・・・・ 誰も責めたりはしませんよ。


あなたの選択は全てあなたのものです。


お決まりになりましたか?


どうぞ、お好きになさってください。


私はここで見ていますから。

見られたくないようであれば、そっぽを向きますよ。



・・・・・ははは、これだから卵屋は辞められませんね

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