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absorption ~ある希少種の日常~  作者: 紅林 雅樹
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百六十八節、緩めの苦悩

━━三日目。ガーゴが討伐作戦を開始するのも、残り三日だ。

その日もピーちゃんたち六竜の協力のもと、ラフィンは“ミラクリ”の試行錯誤を始めていた。

ダインと一緒に、どんな魔法なら実効性があるか、現実的に実現可能かを入念に話し合っている。

そんな二人を尻目にシンシアたちは模擬戦を始めており、今日は団体戦に挑戦していた。

複数のドラゴンを相手にしていた。

計六体にもなる成体になったドラゴンたちは圧巻の一言で、まるでもう一つ山脈があるかのようだ。

仮に彼らが敵だったら、これほど絶望的な状況はなかっただろう。

しかしそんなドラゴンの山脈の中からは、シンシアたちの楽しげな笑い声が木霊している。

その中にルシラも混ざっており、昨日と同じく追いかけてくるドラゴンたちから逃げ回っているようだ。

「はぁ、はぁ…も、もうだめだよ〜…!」

元気一杯に原っぱの上を駆け回っていた彼女だが、やがて体力が尽きたようで、限界だと座り込んでしまった。

シンシアたちも六竜たちも動きを止めたが、「では私が」、と別の人物が名乗りを上げたのはそのときだ。

サラだった。

ダインたちのお菓子とジュースを持ってきてくれていた彼女は、今日は自分も参加しますといってきたのだ。

「さぁ、ワンちゃん!」

サラは先頭にいたワンちゃんの前に立ちはだかり、両腕を広げる。

「私が受けて立ちましょう! あなたのシビれるブレスをこちらへ!」

どんな攻撃も受け止める気でいるようだ。

しばしきょとんとしていたワンちゃんであったが、サラがいうのならばと息を吸い込み、彼女に向けて雷のブレスを吐き付けた。

(バチンッ!!)

聞いた瞬間に思わず身構えてしまいそうな電撃音が連続して鳴り響く。

「え、ええっ!? さ、サラさん、大丈夫なんですかっ!?」

サラの予想外な行動に、シンシアが声をかける。

「ご心配には及びません」

青白い稲光と雷鳴の中から、サラののんびりとした声がした。「とてもいい感じですよ」

そう話す彼女の全身には何度も雷が落ちているかのようだ。周囲の土は電撃によって跳ね上がり、窪みがいくつもできている。

小石が真っ二つに割れるほどの威力だが、それでもサラは微動だにせず、立ち尽くしている。

やがて雷のブレスが終わり、“無傷”だったサラは肩や腰を回しだす。

「ああ…助かりました。おかげで筋肉のコリがほぐれたようです」

どうやら電気治療を受けていたつもりだったらしい。「やはり成体になってのブレスですと、心地よさが桁違いですね」

とても治療を受けていたような光景には見えなかったのだが、満足げなサラを見る限り嘘ではないようだ。

「あ、じゃ、じゃあ私もいいかな!?」

と、シンシアが手を上げた。「ワンちゃん、お願い!」

ワンちゃんの前に移動したシンシア。優しいワンちゃんは彼女の要求を聞き入れ、すぐにシンシアに向けて微弱な電流が混ざったブレスを浴びせた。

サラのときより電流は弱いものであったが、それでも彼女には確かなシビれを感じ取っていたのだろう。

「ほあああああぁぁぁ…」

シンシアからなんとも心地良さそうな声が上がる。

まだまだうら若い彼女の身体に“コリ”があるのは意外だったが、しかし彼女はダイン部の練習以外に、リィンからも特訓を受けている。肩や腰に疲労が蓄積しているのは当然で、その凝りが電流の痺れによってほぐれていくのはたまらなく気持ちがいいのだろう。

それからは、ピーちゃんたち六竜のブレスをいかにして活用するかの“脱線”が始まった。

ニャーちゃんの氷のブレスを受けるディエルは涼んでおり、ニーニアはピーちゃんの高温のブレスで鉄を溶かしてもらい、何かを作り始めている。

シャーちゃんの風のブレスによってルシラは空を飛んでおり、ティエリアと手をつなぎながら遊覧飛行を楽しんでいるようだった。


「…ねぇ、これは何の特訓?」

ラフィンからダインに向け、そんな疑問が飛び出すのも当然である。

「何の特訓だと思う?」

ダインは顔をニヤつかせながら問うた。

「遊んでいるようにしか見えないんだけど」

「傍目にはそう見えるだろうが…」

意味ありげな表情と共に、ダインは腕を組む。「全く意味のないものでもないような感じがしないか?」

「どういうこと?」

「例えば、いまみんなドラゴンのブレスを浴びているが、そのブレスの範囲を見極めているのかもしれないぞ?」

「え…あっ!?」

確かに、とラフィンは声を上げた。「まさか、いままでの遊びも、実は特訓だったっていうこと!? 一見意味のない動きでも、実は理に適っていた修行をしていたとか…!」

「いやまぁ、普通に遊んでいるだけだと思うけど」

ダインがいうと、「ちょっと!!」ラフィンがまた突っ込んだ。

「もう三日しかないのよ!? 遊んでる場合じゃないでしょ!!」

また熱が入りだした。

「だからいいんだって」

ダインはけらけらと笑って、彼女の突っ込みをかわす。「緊張感なき緊張が俺ららしいんだからさ。変にルールや縛りを作ってガチガチに特訓したところで、本番も練習通りに動けるとは限らない。ニーニアや先輩辺りなんか、マニュアル通りにしか動けなくなって返って危険なことになるのは目に見えてるよ」

「そ、それは…否定できないけれど…」

「とにかくあいつ等のことはいいから、俺らは俺らでできることをしようぜ」

ほら、といって、彼はラフィンに向けて手を差し出した。

「え、ええ」

素直に彼の手を握り締めたラフィンは、ダインに吸魔をしてもらい、無属性の魔力を受け取った。

そしてミラクリの魔法を使おうとしたようだが、

「ん? おお、久しぶりだな」

途中で、ラフィンの背後を見たダインが声を上げた。

つられてラフィンも振り向くが、目の前にいた“彼”を目にするなり、口を開けたまま固まってしまう。

「な…!? は…!? え…!? も、もも、モンスター!?」

そこにいたのは確かにモンスターだった。それも一般的にはなかなかの危険種だ。

「どど、どうしてこんなところにキングバグベアーが…!?」

「わーーーーー!!」

ラフィンやダインより何倍も大きな“彼”に、地上に降り立ったルシラが突進していく。

「ちょ…! る、ルシラ! 危な…!」

ラフィンが言い切るより早く、ルシラの全身は“彼”の真っ黒な体毛にボフッと覆われた。

「べあちゃんだーーーーー!!」

ルシラはそういって、小さな腕を精一杯伸ばしてキングバグベアーの背中にしがみついている。

「え…は? ど、どういう…」

「わー、お久しぶりだね!」

シンシアたちもぞろぞろ集まってきて、彼を取り囲んでいった。

二本足で立ったまま周囲を見回す彼は、何とも穏やかな表情でふすふすと鼻息を出している。

「この子とは仲が良いの?」

初対面のディエルがシンシアにきいている。

「うん。前にダイン君のお家に遊びにいったとき知り合ったんだ。ダイン君とは昔からの友達のようでね」

「まぁ兄弟みたいなもんだ」

ダインは笑顔でいった。「お互い子供のときからの知り合いでさ、この山でほぼ毎日一緒に遊んでたよ。木の実取ったり魚を素手で捕まえたりさ」

「野生ね! いいわねぇ」

羨ましそうにいったディエルは、キングバグベアーこと“ベアちゃん”に向き直った。

「初めまして、ベアちゃん。私とも仲良くしてくれる?」

当然ベアちゃんは人語を話せない。

が、下手なモンスターより知能レベルが高く、ダインと長らく付き合ってきたため、ディエルが何をいっているかは理解していた。

ベアちゃんの口からは相変わらず「フガフガ」としかいわないが、四つん這いになったと思ったら、ディエルの手をぺろりと舐めた。

「あはは。可愛いわね」

ベアちゃんの意思が伝わったディエルは、笑いながら彼の頭を撫でている。

「べあちゃん、遊びにきたのー?」

ルシラが尋ねると、「フゴッ!」、とまた彼は鼻息を出した。

「うんうん、あそぼー!!」

ルシラはぴょんっとベアちゃんの背中に飛び乗る。最近は毎日ピーちゃんたちを連れ山に散歩に行くので、ルシラもベアちゃんとは顔見知りになったようだ。

「らふぃんちゃん、いっしょにあそぼー!」

と、ルシラはラフィンを手招いている。

「へ? い、いや、私は…」

混乱しっぱなしだったラフィンは遠慮しようとしているが、突然その体が浮いた。

「きゃぁっ!? な、何!?」

近づいていたヒョーちゃんに襟首を咥えられたようだ。

そのまま、すとんとベアちゃんの背中に乗せられる。

「え? ちょ…」

「らふぃんちゃん、しっかりつかまってるんだよ!!」

「え?」

「フゴオオオオオオオオォォォ!!!」

周囲に咆哮を響かせ、ベアちゃんは駆け出していった。

「ひゃああああああああぁぁぁぁ!?」

地響きと共に、彼女らの姿とラフィンの悲鳴、それとルシラの楽しそうな叫び声が一瞬にして小さくなっていく。

「グルルルッ!!!」

駆け回るベアちゃんを見て、ドラゴンたちも後を追いかけていった。

どすんどすんと音が鳴り響き、山全体が揺れだす。

ベアちゃんの背中を掴みながら振り向いたラフィンは、

「ひゃあああああぁぁぁぁぁ!?」

すぐ後ろから迫ってくるドラゴンたちを見て、また悲鳴を上げた。

六体もの巨大なドラゴンが一斉に追いかけてきているのだ。彼らが優しいと分かっていても、半端ない恐怖だったのだろう。

おまけに彼らはラフィンのすぐ背後に向けてブレスを吐き散らかしている。

彼らにとっては遊んでいるつもりだったのかも知れない。当然ながらそのブレスはどれも微弱で、直撃してもそよ風程度にしかならなかったのだが、ラフィンの恐怖はさらに増幅してしまったようだ。

「うひゃあああああああぁぁぁぁぁ!!!」

もうラフィンは悲鳴しか上げられないようだ。

ベアちゃんの縦横無尽な走りによって彼女の全身は上下左右に振られている。まるでロデオマシーンさながらで、振り落とされないようにと必死だ。

「ひょあああああああああああぁぁぁぁ!!!」

「あははははははは!!!」

悲鳴を上げ続けるラフィン。絶叫系アトラクションを楽しんでいるかのように、笑い声を響かせるルシラ。

対照的な二つの声はしばし止むことはなく、やがてラフィン“だけ”がピーちゃんたちに捕まってしまった。

倒れこむラフィンに向け、じゃれている“つもり”のドラゴンたちのブレスが降りかかっている。

「あばばばばばばば!!」

色とりどりの“爆心地”から、ラフィンの悲鳴なのか何なのか分からない声がする。


「…今日はいつになく激しいわね」

その様を何とも嬉しげに眺めていたディエルが、隣にいたダインをちらりと見た。「あれがあいつの修行になってるの?」

ダインの狙いについては、ディエルたちには連絡済だ。

「多分間に合うよ」

ダインもにやにやしながらいった。「あいつが一皮剥けるまでもうすぐだ」

ラフィンの“何か”への期待を覗かせるダインだが、ディエルは息を吐いて肩をすくめる。

「規則遵守、校則厳守で、昔っからがっちがちだったラフィンがそう易々と化けるとは思えないけどねぇ」

やや懐疑的にいう彼女だが、「それならそれでいいんだよ」とダインは笑う。

「真面目さがあいつのいいところだと思うし、そういう根本の部分は崩して欲しくないからな。順調にレベルアップしてくれたらいいんだ」

「レベルアップねぇ…」

ディエルがいったところで、

「してるよ!」

と割り込んできたのはシンシアだった。

「私たちだって負けてられないもん!」

そういって、シンシアは聖剣を出現させる。

いつものように剣技を披露するかと思いきや、なんとその聖剣が形を変えだした。

先端が三つに分かれていき、“さすまた”のような形になっていく。

「こうすれば、少しはダイレゾちゃんを足止めできると思うよ?」

「マジか…変形できたのか」

「ふふ、うん。保険は沢山あったほうがいいからね」

「私も頑張りました!」

と、次にティエリアが割り込んできた。

差し出してくる手のひらには小さな光の球が浮かび上がっており、そこから光の波紋が何度も発生している。

「滅茶苦茶眩しいんですけど…これ、もしかして滅茶苦茶強度を上げたバリア、ですか?」、とディエル。

「多重バリアです!」

ティエリアは嬉しそうにいった。「三十枚ほど重ねてみました!」

「さ、三十枚!?」

「はい! これほど重ねれば、ブレス対策はばっちりかと!」

ティエリアのバリア魔法は、ゴッド族なだけにかなりの強度がある。

前回シグに破られてしまったが、それが三十枚ともなれば、シグだろうと誰だろうと簡単には破壊できないだろう。

シンシア同様、特訓の成果というわけだ。ラフィンには遊んでいるようにしか見えなかったのだろうが、彼女たちだって何もしてないわけではない。

「ニーニアはどうなの?」

と、ディエルはニーニアにもその“成果”を尋ねた。

「わ、私は大した戦力にはならないけど…でも、ピーちゃんのおかげで“いいもの”がたったいま完成したよ」

そういってニーニアが見せてきたのは、手のひらサイズの手鏡だった。

一見何の変哲もない手鏡のようだが、「高魔法防御力を持つ魔磁鉄石と、魔力を込めやすい聖魔水晶を混ぜたものでね」、彼女は得意げな表情で説明を始める。

「物理も魔法も全部反射できるような形状に設計してあるから、ダイレゾのブレスが避けきれないときとか、切り札に使えるはずだよ」

後で複製してみんなの分を作っておくというニーニア。

「さすがね!」

ディエルは素直に賞賛した。「これならラフィンが本番で足手まといになっても、私たちだけでなんとかなりそうね」

「ディエルはどうなんだよ?」

ダインがきいた。「お前のことだから何もしてないはずはないだろうが…」

「あら、私?」

腰に手を当てていたディエルは、そのままダインを見てふふんと鼻を鳴らした。

「じゃあ、お披露目するわね」

そういって両手を前に突き出す。

そして、「んっ」と彼女が念じた瞬間、その前方ではなかなか衝撃的なことが起きた。

片方に火柱、片方に氷塊。

なんと属性の違う魔法が“同時に”炸裂していたのだ。

「えっ!? す、すごいね!?」

シンシアが驚きの声をあげ、ニーニアもティエリアも口をあんぐりと開けたままだ。

種類の違う魔法を“連続して”発動させるのは、それなりに修行が必要だが不可能ではない。

が、連続ではなく“同時”での使用というのは、魔法を専門とする部隊員でもなかなかいないのではないだろうか。しかもどちらも相反する属性の魔法をだ。

「まぁでも、これがダイレゾの何に対抗できるかは自分でも疑問だけどね」

自嘲気味にいうディエルだが、しかしレベルアップしていることは間違いない。

「みんなやるなぁ。俺もボーっとしてらんねぇな」

軽く筋トレでも始めようかなと呟くダインに、「あなたはこれ以上強くなっても仕方ないでしょ」とディエルがいう。

「あなたには指揮を執ってもらわなくちゃならないんだから。ラフィンのこと、ちゃんと頼むわよ?」

そのラフィンは、まだピーちゃんたちにじゃれられている。

様々な属性のブレスに翻弄され、防御しようとしたところでルシラに邪魔されてくすぐられ、笑い転げている。

ラフィンから何度も上がる悲鳴を耳にしながら、「で、具体的な日取りは決まったの?」とディエルはダインにきいた。

「万全を期したいからな。当日に決行しようかと」ダインが答える。

「当日って?」

「ガーゴが作戦実行に乗り出す日だ」

そこでシンシアたちが少しざわつく。

「え、大丈夫なの?」

「ああ。奴らが乗り込んでくるのは当日の夕方らしいからな」

だよな?、とダインはティータイムの準備を進めていたサラに話を振ると、彼女は「はい」と返事した。

「何やら色々と準備に時間がかかるようでして、日が沈み始める時間に動き出す予定のようです」

何しろ相手は死のドラゴンだ。一瞬の気の緩みが命取りになるばかりか、一瞬での全滅も十分に有り得る。

突入部隊が多ければ多いほど入念な準備と打ち合わせが必要となるので、相応に時間がかかるというのも頷ける話だ。

「だから、救出作戦は当日の早朝に決行しようと思う」

ダインはいう。「当日は学校も休日だから、前日にはみんないつものように俺の家に泊まってもらって、そのまま現場に乗り込もうと思うんだが…どうだ?」

「もちろん大丈夫だよ」

シンシアは即答する。

「私も大丈夫だよ!」

ニーニアも即答し、「よろしくお願いします!」、とティエリアは大げさに頭を下げてきた。

「ん。ディエルは?」

「私も問題ないわね」

「よし、じゃあラフィンは…」

遠くを見たダインは一瞬言葉を止め、「…後で聞くか」と呟く。

「ピィピィ!!」

ピーちゃんたちはいつの間にか元の小さな姿に戻っており、ダインたちのところに戻っていた。

鳴き声を上げる彼らはとても満足した表情をしており、楽しかったといっているようだ。

「お疲れさん」

ダインは彼らに笑いかけ、ミルクとお菓子を振舞う。

「私たちの中で一番大変なのって、間違いなくラフィンでしょうね」

遠くで倒れているラフィンを眺めながら、ディエルは少し同情心を寄せた。「エンジェ族の凝り固まった意識を改革するだなんて、あいつにできるの?」

「できるよ」

ダインは涼しげな表情で、サラに用意してもらった紅茶を飲む。「あいつは素直だからな」

「え〜? そうは見えないんだけど」

「可愛い奴なんだよ」

ラフィンは倒れたままピクリとも動けない様子で、ルシラが彼女の身体を揺らしており、ベアちゃんはラフィンの頬をぺろぺろ舐めている。

“生徒会長”の一面を多く見てきたシンシアたちにはまだ信じられなかっただろうが、ダインの狙い通り、ラフィンには着実に“変化”が現れているようだった。

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