ピーチ・バレンタイン
「は?」
今度はピーチの思考が追いついていないようだ。
いきなり現れたアロハ・ガウディによって、自分の手下(?)を潰されたのだから無理もないだろう。とは言っても俺も理解ができていないことに変わりはないが。。。
「マスター。相手は戦闘不能ですので、これ以上の虐殺は不要かと。騒ぎを聞きつけた野次馬が来る前に撤退したほうが良いかと思われます。」
「あ、あぁ。。後で説明してくれるんだよな?」
「仰せのままに。」
とりあえず、俺たちはその場を離れることにし、ピーチに背を向けた瞬間、声をかけられた。
「ま、待て!!て、てめぇ。。。いや、だ~りん(ハート)。私は強い人が好きなの(ハート)。お願い、わたしも連れて行って(ハート)」
「い、いや、、、キャラ変わりすぎだろ。。。それにさっき殺されかけた相手にそんなこと言われても…」
俺が戸惑っていると、ピーチが駆け寄ってきて、抱きついてきた。
アロハ・ガウディの腕に!!
「はぁ、てめぇじゃねぇしっ!!ねぇ、お願い(ハート)。だ~りん(ハート)。」
「私はマスターの承認がなければ肯定も否定もできません。マスターご判断を。」
「もちろん、いいよなぁ?あぁ?」
かくして、3人の奇妙なチームが出来上がったのだった。。。