表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/50

その手に触れさせて



今日という日は今日しかないし

君という人は君しかいない

だから その手に触れさせて


欠伸をする振りで 無関心を装って

目尻を濡らした涙をごまかした


言葉にしたら言葉にならない

想いをしたためたいけど舌足らずで

本音を晒せない

それでもその手を離せない

それだけは分かっているのに


今日という日は今日しかないし

君という人は君しかいない

だから その手に触れさせて


僕という部品の代替ならいくらでもあるけど

僕という識別番号は欠陥だらけの欠番だって知っているけど

君という部品の代替は無くて

君という認識番号を探し続ける本能がNoを拒否して脳に焼き付く生存本能

エゴだらけでも失えない

本能 能動 i love you 


今日という日は今日しかないし

僕という人は僕しかいないと真面目な顔で言い切る

君だから



だから その手に触れさせて



欠伸をする振りで 無関心を装って

目尻を濡らした涙をごまかしたのに

気付いてしまう君だから


その手に触れさせて


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ