表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/50

みちしるべ


ため息を一つついて

編み上げた格子状の細胞の集合体の

嘲り笑いに耳を痛めて

僕はどんな場所へ行きたいのか

疑問符。迷走を続けて終わらない



みちしるべがほしい。

星の光よりも速く

陽の光よりも熱く




たとえば、この国で語られる言葉と違う言葉で

「Kill」と囁いても伝わらないと錯覚している人がいて、

本当は感情の断片ならその目の色で伝わるのに

伝染も感染もその息一つで悪意になるから




みちしるべがほしい。

誰も傷付かない未来を

誰もが愛しい過去を




みちしるべがほしい

夜の道を照らす蝋燭でいい

朝焼けを焼き付くす小さな焔のように




細胞体の連結、溶解、分離、全て些細な理由で

くっついたり、はなれたり。

けなしたり、ほめてみたり。

にくんだり、あいしたり。




役にたつとか立たないとか、そんなくだらない意味合いじゃなくて

僕らが今ここに立っている意味について真剣な切れ味で考えてほしい

年の差なんか、切り株の年輪程度の意味しかなさいないし

経験と感性は核融合して、進化し続けるはずたから。




腐葉土に埋もれて

答えが消えてなくなる前に




みちしるべがほしい

誰よりも輝く

誰よりも煌めく




そんな手に導き導かれて


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ