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無自覚に無意識に


受け止め方次第で変わる言葉の解釈

言語は無数にあって

言葉の進化と退化の中で

伝えたいことの幾つか

その中の一つでも伝えたら

開く蕾があるんだろうか?


花弁が咲く

そして散っていく

スローモーションな感覚で

この前に手を伸ばせたら

君は泣かずに済んだのかとか

IF論ではまだ何も始まらない時間の断崖で


無自覚に

無意識に

毒を吐く


無自覚に

無意識に

手を伸ばす


無自覚に

無意識に

花が咲く


無自覚に?

無意識に?


自覚しているし、意識している。

知っているし、知らないふりを決め込んで

これでいいかとか、こうでなくちゃダメだとか

後悔はしたくない、航海に出る勇気もない

湧き上がる感情の意味なら 机上の空論だけど

「あの子を大切だよ」と言う文法活用は教室じゃ習えないけど

構えても言葉にならない

だから言葉にならない言葉を

声にならない声で


無自覚に

無意識に

種を埋めていた


無自覚に

無意識に

君のために 土を耕し続けてる日々だった


ひび割れても カラカラでも

根を張って


言葉の葉に宿す心音をしたためて

傷つかない方法ばかり確かめて


花弁が咲く

そして散っていく

スローモーションな感覚で

この前に手を伸ばせたら

君は泣かずに済んだのかとか

IF論ではまだ何も始まらない時間の断崖で


花が咲く

花が散る

種を残す

枯れてなお 

彼はなお立ち続ける


無自覚に?

無意識に?


春夏秋冬

ただ君へ花を贈りたいだけ

だから言葉にならない言葉を

声にならない声で


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