幸福論
色褪せた幸福論を垂れ流す
メディアカルチャーの軽さに
げんなりしながら 反り返りながら
宙返りした満月は 新月へと帰る準備をしてる
僕は君へと帰る
君は僕を変える
笑いあっては躓いて
それでも僕らは起きあがって
月の軌道から離れた放物線上へ
打ち上げた僕たちの可能性
幸せになろうよと
だから歩き出そうよ、と
でも歩き出すのはとても怖いから
それなら 背中を押しながら
その手を引きながら
引き返すのでは無くて
不安になった時に戻れるHome grandで
君の膝枕から冒険に出るsky walker.
フォースと共にソースは食卓にオープンに
齟齬も誤字も腹抱えて笑い合う 幸せ要素の一つだね?
日出ずる
故に僕ら、今を出る
僕は君へと帰る
君は僕を変える
強く強く諦めじゃない強さで
だから僕らは前へ前へ
僕は君へと帰る
君は僕を変える
満月から新月へ
僕が君へ だから君から僕へ
日出ずる
故に僕ら、今を出る
僕は君へと帰る
君は僕を変える
笑いあっては躓いて
それでも僕らは起きあがって
日沈む、故に日出ずる
繰り返し繰り返し折り返し
巻き返し螺旋の一つ一つ
油が足りなくて軋んでも
磨り減って歪んでも揺らいでも
変わらないものがただ一つ
僕は君へと帰る
君は僕を変える
日出ずる
故に僕ら、今を出る
幸福論。あるいは鼻歌交じりの空腹論
2006年の詩でした。探せばでてくるもんだ。こちらはブログに書きなぐってそのままにしてた。幸福論、あるいは空腹論。まわりまわって、些細な幸せ齧る。それぐらいの感覚でいいと思うのですよ。僕は君へ帰る。ストレートにそれでいいと思う。




