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器が小さから

すぐに

溢れ出す


僕の心の水は

少ししょっぱくて

少し辛くて

少しなんだか

やるせなくて


小さな君達が

僕のそんな水を

手のひらで受け止める


器がひび割れているから

すぐに乾いてしまう

心の渇望 願望 失望 せん妄

がんじがらめの中で

つまらない くだらない ゆずれないモノを

今でも後生大事に抱きしめているけど

本当に大事なモノは

その器の外にあるものなんだよと、

言葉にならない言葉で

ただ笑顔だけで教えてくれるから

僕は今日も歩む事を

諦めない



そのキャパシティはあまりに

少なすぎても

君たちを受け止める

それぐらいなら、できるから


そんな想いで

今、君たちを抱き締める

苦しめる全てのものと

戦う決意を持って


器を内側から磨く覚悟で

ここに立つ


だから行ける。

遥かへ。


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