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言語武装
鎧を脱ぎ捨てるにはまだ早すぎる
警戒を解くには まだ早すぎる
優しい言葉すら言語武装
微笑で 唯一世界と繋がる
その鎧がはがれかけて
今 一番 甘えちゃいけない人に泣きついた
君の幸せをよく知っている
誰かにすがりついても
救われるモノなんて 何一つない
除草される事だけを待つ雑草が
微笑することも 疲れたから
鎧を脱ぎ捨てるにはまだ早すぎる
警戒を解くには まだ早すぎる
優しい言葉すら言語武装
微笑で 唯一世界と繋がる
でも笑えない僕は誰とも繋がらない
それでいいから
お願いです
もう僕には優しい言葉をかけないでください
雑草に水を与えて愛さないでください
毒素が苦しくて苦しくて苦しいから
切断した感覚を思い出させないで下さい
もう誰にも笑いたくないから
過去詩。ああ、赤裸々ですね。こやって読み返すと。でも、本音を晒してから始まるスタートってのも確かにあって。その勇気がもてなかったり、葛藤したりってのがなかなか難しくて。シンプルに生きられないから、僕ら悩むんですね。僕もあの時は散々悩んだ(笑)懐かしい思い出です。




