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夏の夜に咲く華の噺
2013/08/06
診断結果
牙声さんは『居たい』と『火花』と『音楽』と『茶』を使ってSSを書いてください!!頑張ってね(・ω・)ノ
ブログ【雷のはなし。】(http://ameblo.jp/kisei728/entry-11587554027.html)にて公開。加筆修正済。
夜風に吹かれ紅茶色の髪が靡く。虫たちが奏でる音楽を聴きながら、下駄を鳴らし歩いた。
真昼の暑さも忘れるほど涼しげな夜、繋がれた手が熱を持って。暗闇の中で見えるはずないなんて解っているのに、赤く染まる頬が恥ずかしくて俯き歩く。不意に立ち止まった君に気付かずその背中にぶつかった。見上げた先には腕時計を確認する君。もうすぐだ、と漏らした君の声と音が重なって。音に釣られて視線を上げれば、夏の夜空に色とりどりの火花が散る。寄り添って見上げる大輪の華は、今までに見たどの華よりも奇麗だった。
これから先も一緒に居たいな、なんて思う。生まれ変わっても、忘れないように。




