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午後のオルゴール商店街ー少女は誰かの「忘れもの」を売る。

作者:お試し丸
相川由良(17)は「午後三時にだけ現れる」小さな商店街で働く。そこに並ぶのは人々の欠片――笑った日の空気、泣きわめいた夜、封じられた告白――を音に変えたオルゴールたち。客が買えば、その情景は軽くなり、売れば誰かの重みが救われる。由良はそれを“売る仕事”として淡々とこなしていた。

だがある日、店に並んだ一つのオルゴールから、由良自身の幼い声が漏れ出す。忘れていたはずの弟との約束。見覚えのある景色。売り主は誰か――それをたどるうちに、彼女は「オルゴール商店街」が都市の記憶に関わる古い仕組みの一部であることを知る。商店街を巡る客の小さな事件(失恋の清算、家族のわだかまり、未練の整理)が積み重なり、やがて――由良の過去と街の“空白”を生んだ大きな秘密に到達する。
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