時の流れって本当に早いんだね
今日もいつも通り、毎日送る楽しい日常を送ると思っていた。まさか、こんな事になるとは思わなかった。
「やっぱ、私コロッケも好きだけどメンチカツも好きだな!」
「分かる!ガツッと、肉食べたい時はメンチカツだよな!!」
「豚肉と牛肉のも美味しいけど、牛肉オンリーのはめっちゃ美味いよね!!」
「分かるけど、鶏肉と豚肉の混ぜた奴が私は好きかも」
「俺はコロッケ派!それも全部潰した奴!ジャガイモ好きだし!!」
「私もコロッケ派!だけど半分ぐらい潰した奴が好きかな。ホクホクで美味しいし!」
「俺は全潰しも半潰しどっちも好き。だけど、滑らかなのも良いかも」
「私どっちも好きだからなぁ。ソースで迷う事が多い。ケチャップって言う案があるからなぁ」
言い争いの原点は揚げ物は何が好きかって話になって、何故かコロッケ派とメンチカツ派で争う事になったんだよね。私どっちも好きなんだよね〜。
あ、私、華宮優衣!12歳。同い年の幼馴染6人と双子の兄と私達の後ろで見守っているのは私達の兄や姉や年上の幼馴染達である。
「お兄ちゃん達はどっち派?」
「俺らに振るなよ笑、ん〜、そうだな。俺はどっちも好きだけど、ガッツリ食べたい時はメンチカツ食べるから」
「メンチカツ派だな」
「俺も俺も!」
「私はコロッケ派です」
「コロッケはとても美味しいもんね」
やっぱ、この2つって、結構分かれるんだなぁ。揚げ物ってみんな好きだし、むずいもんね笑
「後もう少しで、家だし今日はどっちも作ろうね!!」
「私も手伝いますわ『私も私も!!』彩音は辞めようね『、、、、え?』フフフ」
怖ッ!!やっぱ、麗奈はクールだし本当、、、、怒られるのは辞めよっかな。
「麗奈って怒るととても怖いな」
「女子だからな。女子って怖いからな」
みんなで仲良く帰って横断歩道を渡っている時に事件が起こった。
赤信号のはずなのに左方向からトラックが止まる事なく向かって来た。
渡り終えるぐらい急に後ろから、前に居た私達の服を引っ張られた。引っ張って来たのはお兄ちゃん達だった。
「うわっ!!」
トラックに当たらないと引っ張ったみたいだが、ハンドルが回って、私達の方に向かって来た。避けようとしたけど、力が入らず、そのまま、、、、
ドンッ!!!!
鋭く重い音がして、体が吹き飛んだか分からないが、道路に倒れているのが意識が朦朧としてても分かった。
「キャー!!人が轢かれたわ!!10人以上が轢かれてる!早く救急車を!!」
女性の叫ぶ声
「おい!トラックの運転手を起こせ!アイツ、居眠り運転だぞ!!」
男性の怒っている声
「ふぎゃあふぎゃあふぎゃあ」
赤ちゃんの泣き声
「優衣、大丈夫か」
頭から血を流している兄の声
「(あぁ、死にたくないなぁ。もっと、お兄ちゃん達お姉ちゃん達と一緒に居たいし、麗奈達と遊んだらしたかった。美味しい物やゲームしたかったし、もっと勉強したいし小説とかしたかったなぁ)」
何て、心の中で後悔を呟いていたら、頭に声が響いた。
『死にたくないんですか?「(誰?)」私は神様とだけ言っておきます』
神様?神様が何の様?何?生きかえらしてくれるの?
『それは難しいですね「(心の中読まないでよ)」それはすいません』
で?何、私に何か提案してくれんの?生き返させないなら何が出来んの?
『実は私が管理、管轄している世界を大きく発展させて欲しいんですよ』
管轄してる世界?何、日本じゃないって事?
『まぁ、そうなりますね。こっちで言う異世界です!♪』
それ付けんな。少しイラッと来るから。別に発展させるのは良いけど、こっちにも条件がある。
『良いですよ!何でも言ってください!』
今此処でトラックで亡くなった人達もその世界に転生させてくんない?因みに、血縁関係者や幼馴染とかはそのままの関係性とかで宜しく!
『別にそれなら、全然良いですけど。他に何かあります?』
なら、魔法?て言うか、私達をチートにしてくんない?それで私には欲しい能力、欲しい。
後、こっちで使ってたスマホやパソコンをそっちの異世界でも使える様にして、後皆んな記憶はちゃんとある様にして、必ずこの条件はのんで貰うから!!
『わ、分かりました。その条件をのんで、後転生特典として色々皆さんにプレゼントしておきますね!
それでは、輪廻の輪に入り、また新たな人生をお楽しみください。
そして、必ずその世界、王国を発展させてください』
ヘイヘイ、頑張りますよ。精々、期待しといてくださいね〜笑
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふぎゃあはぎゃあはぎゃあふぎゃあ」
「ふにゃあふにゃあふにゃあふにゃあ」
赤ちゃんの声、うるさいなぁ。って、多分このどっちかの泣き声、私なんだろうな(ハハ)
「奥様、旦那様おめでとうございます。元気な双子の男の子と女の子でございます」
そう言うのはメイド服を着ている綺麗な女性。女性の声を聞いて私の事を覗き込んできた人に私はビックリした。
「おぉ、リディア。頑張ったな。ほら、俺達の子供だぞ」
そう言って私達を産んだ人に見せる様に抱え近づけた。
ん?パパ?いや、パパって、2年前死んだはずだが?リディアって誰?
「あぁ、私の子供、男の子はユリスジア、女の子はアリスティア。それがこの子2人の名前よ」
、、、、ママ?
マジ?嘘、、、、多分、この後の発言も分かった気がする。てか、ママもしかして天使?エルフ族かな?パパは多分獣人。
何て考えていたら、、、、
「父様!!母様!!生まれましたか!!」
「姉様待って!ミリスリアとエリスジュアとリリスミア、イリスメア、レイリスが着いて来れてないって!」
この2人の声、、、、!まさか!!もしかして!!
「フィリル、エルリア2人は身長的に見えるな。ほら見なさい。これが、新たな弟妹だよ」
そうパパが言って長兄と長姉と見られる2人が私と多分前世でも双子の兄であるユリスジアの居るベットに覗いてきた。
「、、、、!!ユイ、、ううん、アリスティア、ユリスジア、お兄ちゃんだよ、!」
「エル、、、、笑アリスティア、ユリスジア、私はお姉ちゃんだよ!!」
「2人のあだ名はリティとリジィーだね!宜しく可愛い弟妹よ」
最初は驚きで目を大きく開けたけど段々嬉しいのか涙目で私に話しかけてくる前世の私の兄であるエル兄と、いつも明るく家族を照らしてくれてあだ名を付けるのが好きなフィリ姉。て、事は他の兄姉達も前世の兄弟かな。
何て、考えていたら、エル兄が私とユリスジアの耳元で囁いた。
「コソッ)リティ、リジィー、安心して他の兄弟も前世の記憶ちゃんとあるから」
「さっ!赤ちゃん2人は生まれたばかりだし、母様も疲れてると思うから、しっかりと見るのはまた今度!姉様もちゃんと帰るよ〜!」
「ま、まだ部屋帰りたくない〜!!」
「それなら、父が訓練してやろうか?『それなら、部屋帰るね』、、、、フィリル???」
何て言いながらエル兄達を連れて、部屋に戻って行ったフィリ姉達。
生まれてすぐだから、少し疲れたなぁって思っていると、、、、。
「(優衣?分かる?俺だよ)」
ん?この声どこから、聞こえてるんだ?神様みたいに、頭に声が響いてるみたい。それに前世の名前を言うって事は、、、、。
まさかと思い、双子の兄が居る方向を向くと。
「ニコッ(俺も前世の記憶あるからな!て感じの顔)」
絶対にそうだと思い。神様とした様にテレパシー?ってのをやってみる。
「(優結?いきなり、テレパシーで声をかけないでくれない?)」
優結、そう、私の双子の兄で私同様好きな物はとことん突き詰める系の人間で生粋のゲーマーである。性格で陰湿で毒舌のツンデレだけど天然でビビりで家族思い出ある。
「(さすが、優衣。すぐにテレパシーが出来るなんてお兄ちゃん嬉しい!)」
「(いつか、はっ倒してあげるからね。てか、何でテレパシー出来んの?)」
気になった事はすぐに行くのが私の性分なのですぐに聞く。
「(これが、神様がくれた物らしくて、俺ら2人だけ限定でテレパシーや感覚共有や記憶共有が出来るみたい)」
「(ふーん、双子特典って事か)」
「(にしても、眠い。とりあえず、詳しい事は明日話そう)」
「(わがままなお姫様だなぁ笑、、、、ま、良いけど。じゃ、おやすみ〜)」
「(おやすみ〜)」
新しい世界、新しい環境、懐かしい雰囲気、全部がこれから楽しみだし、神様の願いを出来るだけ叶えたいと思います。ま、今私生後0日なんだけどね。
1ヶ月後
生まれて1ヶ月後、暇である。ママは寝てるし、パパはお仕事あるしで暇だ。生まれてから1ヶ月はあまり人に合わせるのは良くないからと、限られた人数しか会えないんだよね。
「あう?(エル兄達今日来るのかな?)」
「あぶ?(さぁ?フィリ姉様は来そうだけどね。無理矢理にでも)」
「あぅ!(だろうね。あの人、行動力の鬼だから)」
何てテレパシーで会話をしている。これ結構楽だな。あ、因みに、私達普通に言葉喋れるよ。何で喋らないかって?そりゃあ、きみが悪いでしょ。生まれて1ヶ月の赤ちゃんが喋ったら。
「お嬢様も御坊ちゃまも元気ねぇ」
「えぇ、御兄弟の中で1番奥方様にそっくりね」
「えぇ、でもエル様も奥方様に似てるわよ!」
「エル様は旦那様にあまり似ておりませんものね」
「レイ様はどうかしら?彼の方は雰囲気が奥様に似ているわ」
「レイ様はどちらにも似ておりますが、性格は完全奥方様ですね。特にビビリなところとか」
「アシュリー、貴方結構言うわね。流石従者長の娘で時期メイド長」
「それほどでもないですよ」
「、、、、お嬢様、御坊ちゃま、後でエル様達が来るそうです。今は勉学のお時間らしいので」
そう言って、私とリジィー兄様から離れた女性は私とリジィー兄様の専属メイドの1人であるアシュリー14歳。パパの秘書兼執事兼従者長でもあるアーゼンの娘。仕事も完璧にこなし、しっかり者でクールで特には辛辣だけど極度の可愛い物好きだと私とリジィー兄様は知ってる。
「あうっ!(早く来ないかなぁ〜)」
「うっ!(分かる。みんないつから記憶あるのとか聞きたいしね!)」
「あぶ(私達は死んだのが1ヶ月に感じるけど、他のみんなは4年以上前とかになるもんね!)」
「あぅ〜(そっか。俺痛みとか結構鮮明に記憶にあるから、ビビらせがてら言おうかな〜)」
「うぅ〜(レイ兄様に怒られたくなけりゃあ、辞めようね。あの人本当にビビリだから)」
何て会話をしていたらすぐに兄様達は来た。やっぱ、時間って時経つの早いな。メイド達を部屋の外にやり、ベットから私達を抱えて降ろした。
そして、転生した兄様達を改めて見てもやっぱり、、、、。
「リティ?リジィー?和樹お兄ちゃんだよ。覚えてるよね?因みに今年で15歳」
「私もちゃんと覚えてるでしょ?優芽お姉ちゃんだよ〜!!昨日ぶり元気だった!!私は18歳!!」
「優衣、優結、久しぶり。昨日はちゃんと会えなかったね。ミリスリアこと、桃愛お姉ちゃんだよ。8歳だよ。」
「やっと会えた!変わってないね!アリスジュアこと、流愛お兄ちゃんだよ。8歳です!!」
「ティアにリジィーに会えて良かった!あ、えっとリリスミアこと真澄お姉ちゃんです!6歳です」
「やっと下2人が生まれた。良かった。良かった。あ、イリスメアこと遥お姉ちゃんだよ。4歳です」
「やっとお兄ちゃん側復活した!末っ子扱いされることもないし!あ、レイリスこと皐月お兄ちゃんだよ。2歳だよ」
やっぱりみんな年齢差も変わってないし、姿形も殆ど変わらない。何か泣けてくる。
「あぁ、やっぱみんなお兄ちゃん、お姉ちゃんだったか」
「前世と全く違わないからビックリ」
「変わってるところだと、髪色と耳の形と羽とか耳とか尻尾があるぐらい?」
「、、、、『?何?』やっぱ、2人も生まれてすぐでも喋れるんだなって思って」
「あ、みんなも喋れたんだ」
「俺らだけかと思った」
「それはそれで嫌だけどね笑」
「よし、では今から、この世界の常識と魔法などの知識を教えていきます!!」
「「わーい(棒)」」
まずは私達が暮らす国の事を教えて貰った。やっぱり神様の約束守るには知る事から大事だしね!
「棒読み!笑、、ではまず、俺らが暮らすこの国はアーティアス王国は4つの国に囲まれた5大王国の1つで、様々な種族が暮らし、みんなが共存しあって暮らす国。時代的に言えば中世ヨーロッパぐらいかな?
この国の国法で戦争は吹っ掛けない。吹っ掛けられたら、折れるまで叩き戦意をなくす、と言うルールなんだよ笑」
戦意を失くすまで叩いて折るとか、ドSか!えげつねぇな。
「何つールールだよ。他には他!」
「それなら種族を教えとくね」
と、言いながら髪を上げたり、お尻を見せたりするお兄ちゃん達。
「この国には獣人、吸血鬼、ドワーフ、龍人族、鬼神族、エルフ族、天使族、悪魔族、妖精族などが暮らしてる。俺らの母さんはエルフで父さんは獣人。」
「その間に生まれた俺らはエルフと獣人のハーフなんだけど、、、、(レイリスの前髪を分けるとまだ赤ちゃんの鬼のツノが生えてる)俺ら認識誤認魔法かけてるから分かんねぇけど、レイリスはまだ魔法かけらねぇから、髪型変えてるんだよ」
「稀に居るらしくてね。他の種族との遺伝子を持って産まれる子供が居るみたいで、私達もそれらに当てはまるらしいしね」
て、事はお兄ちゃん達はエルフと獣人の他に違う種族の血を持ってるって事か。
「俺とレイリスは鬼神族と吸血鬼族の遺伝子を」
「私とリリスミアは悪魔族の遺伝子を!」
「私とリリスミアは妖精族の遺伝子を」
「私、イリスメアは天使族の遺伝子を保有してるんだ」
そうなってくると、私達にも持ってるってことになる?
「2人は吸血鬼族、鬼神族、天使族、悪魔族の遺伝子を保有しているよ」
「そうなんだ。何か安心した。種族とか、しれて良かったかも」
「僕も、知らなかったらヤバかったしね!それで何だけど僕、、、、」
「魔法とか知りたいな」
やっぱりね笑、、異世界とは魔法!ふふ、この世界ではチートにしてくださいって言ってあるから楽しみなんだよなぁ〜笑。
「良いよ〜。まず、この世界には魔法があり属性魔法の他に、攻撃魔法、防御魔法、補助魔法、生活魔法の4つがある。魔法を使う為には魔力が必要だけど、俺ら貴族って魔力が多いんだって、魔力の他に必要なのが、呪文。
修行をしたり特訓をすると無詠唱で唱える事が出来て威力も上がるって話」
「魔法関連で言ったら、やっぱ神器かな〜」
「神器?何それ。気になる!!」
「神器って言うのはね〜、魂の具現化って言えば良いのかな。言わば、その人の魂の形により作られ、神に与えられた武器には特殊な力を秘めてるって話。と、言ってもたった、1つって訳でもなくて持っている人は複数持ってる人も居るみたい。因みに、神器にも級が存在するんだよねE級からS級までね」
へぇ、魂で作られた、武器ねぇ。面白いかも。、、、、?あれ、そう言えば、、、、。
「?神器にもって、他にも級が付くのがあるの?」
「え?あ、うん。確かにあるよ。異能とスキル(技能)の2つね」
「異能は言わば、究極の魔法とも呼ばれていて、その人にあった異能が神様から送られるんだ。
その人にあった異能を授けて、気に入った人には複数種類渡す神様もいたりするんだって」
「で、スキルは一言で言えば究極の補助魔法って言えば良いかな。その人にあった武器が分かったりするし、異能にあったスキルを持ってスキルを駆使して戦うだたりするんだよ。因みに、スキルは異能と違い、努力すればするほどスキル貰えるし、スキルにも共有スキルと特殊スキルの2つが存在するんだよね」
「へぇ、、、、ん、その属性魔法とか異能とか分かったり、神器生み出すのってどうやって?」
「あー、それね。それは簡単、国や街にある教会に2歳になったら行って魔力を集中し、神様と面会すれば、属性魔法や異能が分かったり、神器生み出せたら出来るよ。
実際、俺らも2歳の時に行ったし!」
へぇ、魔法や神器の他に異能とかスキルがあるなんてねぇ。でも、これがあれば簡単に発展していけそうなのに何でだ?
、、、、あ、そっか。日本人とかじゃないから、現代を生きた私達に力を借りたかったと言う事かな?
「へぇ、私の異能が凄かったら、神様の願い叶えられるのかなぁ」
「優衣なら出来るでしょ!!、、、、、、、、、、、、ん?」
「「「「「「、、、、、、、、今なんて??」」」」」」
「だから、神様のお願い『俺それ知らないんだけど、何それ!!』あれ、みんな知らないの?」
「「「「「「「うん/うん!!」」」」」」」コクコク(頭を強く振る)
あの神様、リジィー兄様は兎も角だけど他のみんなには教えときなよ笑
「詳しく話すと長くなるんだけどね、、、、その、、、、、、(ここは省く)、、、、、、、、、、、、、、、、、、、って事です」
「マジで?『マジです』、、、、マジかぁ(大きいため息)」
「、、、、分かった。俺らも手伝う。可愛い妹が手伝うなら、私とやるしかないし!」
「私も婚姻とかめんどくさいし、そっちに集中したいしね!!」
「フィリ姉様、ちゃんとした婚約者居るよね?6歳の時に婚約した」
「あんな奴忘れました『また、喧嘩したのか』あいつが悪いんです」
「はぁ、結局私が何とかしないといけないとか、もう少し大人になってよね」
「努力はします」
それ言う人は大抵努力しないと思うな。私、、、、。
「ちゃんと努力しなよね」
「今、時間は、、、、って!そろそろ部屋戻る時間じゃん!さ、姉様は今日は父様に叱って貰うとして、俺ら16歳より下組はこの時間部屋にいないと何だから!」
この家そんなルールあったの。全然知らなかった。てか、姉様の顔見なよ。叱られるのが嫌だから、本気で逃げようとしてる顔だよ。ありゃあ。
「(リジィー、フィリ姉様は逃げれると思う?)」
「(無理でしょ。多分、エル兄様にリミィ姉様とリア姉様とレイ兄様が見つからね。あれは)」
「(だよね〜。そろそろ完全に逃げる準備してるし、すぐに捕まえられるのに良く逃げるよね笑)」
「(姉様の諦めの悪さは多分ママ譲りだと俺は思うね)」
「(私もそれは深く同感するわ)」
何て、頭の中での会話をしている間に、フィリ姉様は逃げ出したけど、すぐにリミィ姉様の鷹の目で探し出し、リア姉様の足の速さとレイ兄様の感の良さと、エル兄様の拘束の技術の高さで立ったの5分で捕まえられてた。捕まえられた後は、パパに引き渡してたね。
「(アレが世の中に言う職人技っていう奴だな)」
「(特にエル兄様の拘束技は30年以上磨かれ続けた技だからね)」
「(でも、私たちもエル兄様には及ばないけど、拘束技出来るもんね)」
「(あれ?何で出来るようになったんだっけ?)」
「(アレだよ。アレ、いつでも逃げた癖のある姉様をいつでも捕まえられる様にって事でだったじゃん)」
「(私達そんな理由で一流の縄師になっちゃったの)」
「(縄師って何?《クラスメイトのみんなが読んでた》初めて聞いたわ)」
「(まぁ、うちの家結構特殊だがらね。ママとパパがアレだもんね〜)」
「(あの人達って、惹かれるにして惹かれあった人達だよね笑)」
「(逆にあの2人が両親で私達ラッキーだったかもね笑、他の親は無理でしょ)」
そんな会話をしながら、私と優結、リジィーの2人は深い明日に備えて眠ったのであった。
これがこっちに来ての記憶の中で特に強かった記憶になった。
約4年後
お城の様な綺麗で大きな屋敷と広大な敷地の庭、そこに居るのは、猫の獣人であるミーナが声を上げていた。
「姫様〜?リティ様〜?何処にいらっしゃるんですか〜!?」
そう、この屋敷、イヤ、公爵家でありエンジェッド家の末娘であり、この物語の主人公である私ことアリスティアを探しているのである。
「リティ様?本当に逃げ切るの?」
そう言ってくるのは、新人執事で何故かメイド服を着ている褐色肌で兎の獣人で私の4歳年上であるギルルが声をかけてきた。この2人は私の専属従者の内の2人で後1人居る。
「うん。此処で簡単に捕まるよりも、最後まで見つからない方が、後々結構楽だし」
「、、、、、、、、『何?何か言いたいことある?』イヤ、本当、リティ様って、本当に王女様なのかなって?」
「一応王女の称号は生まれた時に貰ってますよ。でも難儀だよねぇ笑」
そう、私と言うより私の母であるリディアはこの王国、アーティアス王国の現国王の妹になり、そして父であるフィンゼントは現国王の妻である、正妃の実の兄である。
そう、なので私達は現国王の姪にあたり、この国の法律で私達は現国王の甥姪になる者は、王女や王子の称号を生まれた時に与えられる。
なので、一応私この国の王女です!!
「難儀?何で?」
「だって、、、、王女という称号があるせいで、王位継承権持ってるんだよ私達」
「、、あぁ(苦笑)、そうでしたね?」
「それに私とリジィー兄様は特異体質なのか、私達何故か獣人で、エルフで吸血鬼で悪魔、天使の血が隔世遺伝か継いでるせいか、各種族の制御がむずい!!」
他にお兄達も獣人族かエルフ族の中に悪魔や天使、鬼神族の遺伝子が入ってたりする。多分、これあの神様のオプションの1つだろう。
「てか、ギルルが雇われた理由って、私を守る事でしょ?」
「それもあるけど、リティ様は僕の命の恩人だからね笑」
そう、ギルルは元孤児で奴隷だった。ギルルは兎の獣人でもあるが、吸血鬼のクォーターでもある。それを珍しがった奴らに誘拐され、奴隷にされた。1年前、私はたまたま部屋を出た時に、抜け出したギルルに会い、助けた。
それが、要因かは分かんないけど、ギルルは私の専属従者を買って出てくれて、何故かメイド服着てるのかは分かんないけど。
暗殺者ともやり合えるぐらい強いよ。めっちゃ。
「えぇ?そうかなぁ?まぁ、あの時は助けたいって思いが強かったし笑」
「ありがとう。俺の命はリティ様なら使っても良いと思ってる」
「ヤンデレ発言ヤメイ!」
「ヤンデレ?」
「気にしないで」
何て、呑気に会話をしていたら後ろから、視線が感じた。後ろを向くと、、、、。
「姫様!!本当居なくならないでください!!今日私とギルル君だけなんですから」
ビクッ
ビックリした。てか、見つけるの早くない?まさか、、、、。
「いつもより、早く見つかった。と、言う事はリミィ姉様に助けて貰ったね?私気配消してたのに」
「ギクッ、、、、ち、違いますよ〜。私がそんな事するわけ、発見するのが早くなったんじゃないふか?」
「テンパってんし、最後噛んでるし、はぁ、これはミーナの訓練でもあるでしょ?」
「うぅ、だって、リティ様気配消すの本気出しすぎ〜!!(泣)」
「これは私のスキルだから、別に良くない?ミーナだって、発見のスキル持ってんのに、何でリミィ姉様の鷹の目使うかな」
「だって、私の発見のスキルB級ですもん」
「訓練したら、級が上がるの知ってるでしょ?」
そう、このかくれんぼも訓練と称した遊びの1つである。ミーナはスキルも異能も高くない級だが、元の身体能力は高く、腕っぷしもあるし一瞬で暗殺者を失神させるぐらいには強い。
「はぁ、ギルル、後でリミィ姉様に伝えといて、また手伝ったら、暫く口を聴かないって」
「はーい。分かった」
「うわっ、それリミィ姉様泣くよ?笑」
丁度良く、本を持った双子の兄と兄の専属執事のアルマ15歳とザセ11歳とやって来た。
「リジィー兄様、別に良くない?リミィ姉様は人に甘すぎるんだよ。ま、そこが良いところだけど」
「うわ、リティ、それツンデレって奴?可愛いじゃん!」
「よーし、兄様。そこ動かないでね。私の異能で兄様、投げるから」
私をイジるなんて良い度胸してるじゃない。私に一度も勝ったことないのに。
「よーし、分かった。謝るから、異能は使うな。俺、最悪死んじゃう」
「謝るなら、良いけど、次イジったら怒るからね!!」
「ギルルゥ、リティ様って何で可愛いって言われるの嫌なんだろうね?」
「さぁ?僕、知らない。アルマとザセ知ってる?」
「可愛いじゃなくてツンデレって言われるのが嫌なんじゃないかな?」
「リティ様って、ツンデレって言うよりクーデレって感じ?」
「あ、でも、いつも明るいし優しいけど何か兄弟には少しクールだよなぁ」
何か、従者組が喋ってる?、、まぁ、良いか。実は私、色んな意味で緊張してるんだよなぁ。そう、来月、やっと幼馴染達と再会出来る事になったのだ!!
幼馴染のみんな、年齢はあの時は違ってバラバラみたいで聞いた時はビックリしたけどみんな一緒で良かった。
急にパパから『来月、国王様じゃなくてアーディル主催のパーティに出る事になったから、従兄弟達にも再会出来るし、他の貴族の子達とも会えるよ』って言われた時は緊張したけど、リジュ兄様から教えて貰った『実は従兄弟達、茜達だよ。それに家族の中には他の幼馴染達とも会えるから安心しろ!』って、言われたから、だいぶ安心した。
茜達は従兄弟だけど私やリジィーが寝てる時とかにしか来てないから、実際に転生してから会えてなかったしなぁ。それに、他の幼馴染達とも再会出来るとか、マジ嬉しい!
それに再来月は私とリジィーの4歳の誕生日!!盛大に祝ってもらうぞ!!
因みに、この世界に不満があるとすれば、それは、、、、。
「コソッ)早くみんなに会って、私の異能でこの世界に和食や揚げ物、ゲームなどを復活させたい!!せめて最初は和食と揚げ物!!!!!!」
である。




