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吠えよ剣  作者: 大隅スミヲ
高校三年生編

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98/98

あとがき

 長編剣道青春小説「吠えよ剣」がついに終わりを迎えた。

 作者としては長い、長い道のりだった。


 長編はこれまでも何本か書いたことがあったけれど、ここまで長い作品は初めてのことでした。


 この作品、最初は公募を意識して書いていました。

 しかし、書いているうちに公募の応募条件の枚数を軽く突破してしまったため、長い間眠らせていた作品でした。

 物語の一部を削って公募の枚数まで縮めようともしましたけれど、どのエピソードも削れないという状態に陥り、お蔵入りを決意していました。


 また、書いている途中で筆が止まってしまい、半年以上放置していたところもありました。もしかしたら、敏感な読者の皆様には作風が微妙に変化していることを見抜かれているかもしれませんね。どこで筆が止まってしまったのかは明かしませんので、ご想像にお任せします。


 小説投稿サイトに出会って「この作品を皆様に読んでいただこう」という気持ちになり、連載という形でアップをしはじめました。

 アップをしながらも少し手直しをしたりして、自分でも読み返しながら「この話、おもしろいなあ」なんて思ったりもして。


 私の持論で『自分で読み返した時に面白いと思えない作品は、人に読んでもらっても面白くない』というものがあります。自分で面白くないのだから、読んでいる人が面白いって思うわけないですよね。


 まるで計算したかのように、連載は99話で終了。そして、最終アップ日も2022年12月31日となりました。

 これは、偶然です(せっかくなので微調整はしましたけれど)。


 最終話まで来ると、自分の作品に愛着が湧いてきて、終わらせるのが惜しくなっちゃいます。

 この物語の続きを書きたいなって。

 でも、終わらせます。


 花岡と神崎の最後の戦いは描かないままの終わり方が、自分にとってはベストなんです。

 どこか少年漫画の終わり方みたいでしょ。

 でも、この終わり方って、大抵打ち切りのパターンですけれども。


 さて、ここまで長々とあとがきを書いてきましたが、皆様にお伝えしなければならないことがあります。

 私は剣道未経験者です。

 ここまで書いておいて、何なのですが剣道はきちんとやったことはありません。

 学生時代に体育の授業でやった程度です。その時は、ジャージに面と胴と小手を着けてやるという何とも奇妙な格好でやりました。

 なので剣道経験者の方々からしたら「それ違う」というシーンが多々あるかと思います。読者の皆様に誤解を招くシーンなどがあるようでしたら、指摘いただけると助かります。

 子どもの頃から、剣道への憧れみたいなものはありました。

 それをこの「吠えよ剣」にぶつけてみた次第です。


 タイトルは、もうお気づきだと思いますが、司馬遼太郎先生の「燃えよ剣」から頂戴しています。

 これは私が初めて読書というものにどっぷりと浸かるようになった作品が「燃えよ剣」だったからです。


 歴史小説も好きで、剣豪小説と呼ばれるようなジャンルの小説も読み漁っていました。剣道の試合のシーンはそういった小説からの影響を多く受けています。

 また別の競技ではありますが、学生の頃から試合出場経験があるのでその辺の経験が描写に活かせていればとも思っています。


 読者の皆様には、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 本当に感謝しかありません。

 また別の作品でお目にかかれることを期待しています。

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