奴との出逢い
やっと主人公以外の重要人物がでてきます!遅くてごめんなさい。
状況を説明しよう!
僕は今殺されそうになっている。しかもいきなり。絶対誰も来ないようなところで。…でも、ちょっと気になることがある。こいつ…誰だ?まあ知らない人に殺されるよりは名前知ってる奴にやられたほうがいいからとりあえず訊いてみる。
「あの…、貴方誰です?」
単刀直入に「お前誰?」と訊くよりはいいだろう。すると男は声を上げて笑った。
「お前、俺が誰だか知らないのか。ならば教えてやろう。俺は織田信長、そしてここは安土だ。」
「…は?」
一瞬頭が可笑しい奴だと思った。いや今も思ってるけど。やば、眩暈引き起こしそう…。ああ、でも死ぬ前にちょっと観察してみたいな、こいつ。と思っていた矢先、
「お前、面白い。ちょっとこっちに来い。」
「は、はぁ…。」
「馬は乗れるか?」
「一応…。」
「乗れ。」
言われるがままに馬に乗る。自称信長はちょっと愉しそうだ。
こうして、僕はとある場所に連れていかれた。
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