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序章
前のアカウントログインできなかったので新しく書き直しました。誠に申し訳ございません!初見の方、見つけてくださってありがとうございます。文章は苦手なので、応援宜しくお願いします!
「ねぇ、どうして…」
こうなった?状況がイマイチよく解らない。僕は今、目の前にいるちょっとヤバい奴に壁に押し付けられている。現代的に言うと「壁ドン」ってやつかな。勘違いしないでもらいたいだけど、別に恋に落ちたわけではない。寧ろ、思い切りぶん殴りたいぐらい気分が悪い。
ふと顔を見ると奴はキモいぐらいに微笑んでいる。いっそ本当に殴ろうかな?
しかし、奴はそんな僕を気にしてない、…と思われる。その理由は勿論、奴の言動だ。会っていきなり殺そうとするわ、こっち来たら来たで今度はこれだ。ほんっとマイナスの意味で気が狂う。
「なんだ?何か言いたいことがあるのか?」
ニヤっと笑いながら軽い口調でそう言った。その応えは勿論、YES。…なんて本人に言えるわけないか。
どうすればいいのかわからない僕の反応を見てだんだん奴の顔が近づいてきて…。