54話
テスト勉強中で全然書けませんでした (泣)
「はぁ〜♡私たちの息子が、娘がお婿さんや、お嫁さんに行く時みたいな感じがして心抉られるは〜♡」
「お母さん、それ嬉しいの?悲しいの?」
" お母様はとんでもなす混乱しているのだと思います "
「ハルヤ兄のトランプやりたかったな〜!」
「仕方ないわよスバル、だってお母さん達が今日の服を用意した。なんて言ったんだから。着ないけど」
" あれは僕でもダサいと思ったもん "
お母さん達と一緒に学校へ向かっています。
トロイア先生に、俺たちのところに学長先生から梟で手紙が届いた。と言うとよかったな。の一言だけ呟くだけだった。歩きながら話を聴くと、トロイア先生も俺らと同じでこの学校に入学して試験の日に学長室に行ったそうだ。そもそも学長先生が言っていたあの人はトロイア先生なんだとか…
街を歩いていると見るからに学校の生徒や受験生が沢山いた。
(ここで試験簡単だったなー!って言ったら殺されそう…)
スバルとエリナはなんだかそわそわしてるけどそこまでな様だ。
あ、お父さんはホテルで寝てます。疲れたそうです。
「スバルもエリナもこんなに可愛く、かっこよくなっちゃってお母さんもうキュン死しそう!」
「ありがとうお母さん」
「お母さん、俺もお母さんが可愛くて好きだよ」
「あ…もう女を落とす才能があるなんて…スバル恐ろしい子!」
いや、なんか聞いた事あるセリフだったんだけど。
学校に到着した。
この学校は昨日もらったあのカードを合格か不合格かを簡単に出す魔法道具の様だ。そこで喜んだり、泣いたりしている人を見てあー懐かしいなって思った。
地球にいた時の俺の高校生になる高校入試で俺は併願で公立と私立を受けて公立が落ち、私立が受かった。
公立に受かったやつの中で学校で全然な成績の奴が合格しているのを見て殺意を覚えた。
そんな事を思い出しながらお母さんとトロイア先生の別れて俺とスバルとエリナ、後の3匹を連れて学校に近づいていく。
ももとチョコはいつも通りスバルとエリナの頭の上に、フェルは俺の横にいる。
「はい、ここにカード入れてね」
「はい」
「ん、じゃあ君は…合格だ行ってらっしゃい」
oh…簡単過ぎじゃないか?
スバルもエリナも同じ言葉で大きな校門をくぐり中に入っていった。
「昨日と同じだねハルヤ兄」
「そうだな」
" 広いね〜 "
" この広さならどでかい魔法打っても大丈夫な気がします "
「ダメよももちゃん」
周りを見ると犬や猫、羊に亀などなどを連れている方達がいた。いや…亀?
俺たちは他の先生方が、こっちですよ〜。と行って案内していたのでそれに従って歩いていく。
周りの人達が次々に入っていく建物に入ると中は大学の教室の様な感じになっていて、明らかに貴族な奴は普通な奴が大勢所々隙間を開けて座っていた。
俺たちは左側のあまり人がいないところの前辺りに座った。
フェルは俺の股の間に入り、ももとチョコはスバルとエリナのいつもの頭の上に座った。
「凄い人数ですね」
「それに獣魔を引き連れている人達もこんなにいるとは…」
「それだけ今回は異例だったんだろうな」
" 寝ていいですか? "
「いいぞフェル寝てて」
こんなにいるのは流石の学長先生でも意外なのは丸分かりだ。
「みなさん、おはようございます!これから入学式をこの場で行いますが、まだ入学式に参加する方がまだ足りないのでそのまま待っていてください」
本当だ…
おっぱいがデカくて、メガネを付けている女教師とか生で初めて見た。
" 主人? "
「あ、なんでもない」
「これより、入学式を始めます」
15分後に始まった入学式、学長先生の話の時の学長先生は違う顔になっていたがすぐに魔力探知をすると凄い魔力量だったので一発で分かった。
そして入学式の始まりが終わり、今座っているところの列ごとに学校見学をする事になった。
この学校は6個の建物で形成されていて、さっき俺たちがいたのが6個の建物の中で一番小さいところで、主に自主学習室になっている。
今俺たちがいるのは、明日から教室になる場所でクラスは成績の良い順からA 〜 E クラスまであって、Aは成績上位者の30名が入れる場所で、貴族、庶民を混ぜたクラスです。
Bクラスは、なんでこんなシステムがあるのか知らないが、貴族専用のクラスです。
C 〜 Eクラスは庶民の方が多くたまに貴族だからって甘えるな。と親から言われてこのクラスに入る貴族も多くいる。
つまり、Bクラスはイキりが多いって事だね!
もちろん差別禁止、奴隷の様に庶民が貴族に付きまとうのも禁止されている。
後は、食堂とめっちゃ広い体育館、男女別々の寮がある。
「すごいね〜」
「へ〜」
「なんかお前ら反応薄くね?」
俺達は担当された先生から自由見学後、各自で帰り。学校宛に衣服などの物を送る様に。と伝えてから去っていった。
「んじゃ、学長室に行ってくるか」
「はい!」 「うん!」




