42話
9歳になりました。どうもレンです。
俺はスバルと一緒ほぼ毎日フェルに乗ってギルドに出向きお小遣いを稼いでいました。
そもそもスバルが欲しいと言っていたのは玉鋼を用いたいわゆる【刀】だ。それが欲しかったらしくてコツコツ進んで家事もやったりしてやっも買えた玉鋼をお父さんの知り合いの結構な腕を持つ鍛治職人の方に打ってもらって刀を作ってもらいました。
はばき辺りにスバルの種類…狼の横向きの顔が掘られたり、柄頭には俺の家の家紋も入れてもらったりしてスバルはめちゃくちゃ喜んでいました。
「スバル、刀の使い方はしっかりな」
「はい、お父さん!」
チョコには手入れ用の物を収納する収納魔法をフェルから教えてもらって魚50匹は入る程まで魔法は上達していた。チョコ曰く、
「刀の手入れを守られせる!」
と言っていたのでまぁ、忘れる事はないでしょう。
「錬成されし我が心」
そして、最近一つ思ったことがある。
それは…
スバルが錬成されし我が心を使った時に頭の上にできる黒い輪っかがなんかもっも黒くなってること。
お母さん経由で魔法に詳しい人に聞いても問題は無いけど、何かあればその輪っかを切ればいける。と言われた。なので、スバルの同意の元チョコにはスバルに何かあれば輪っかを破壊する事にした。
「防御壁・哀れな人影」
スバルは刀を下に落とすと何かに吸い込まれていき、その瞬間上から6本の刀が現れてスバルを囲うように地面に突き刺さった。
これは名前の通りにスバルの防御する時の魔法だ。
石ころはもちろん、エリナが放ったエリナ同時の火属性魔法の火尖鎗を一本集中してその障壁に刺さるとパリーン!と音を立てて破れた。
なので、どのくらいなら耐えられるか実験する事にした。
「いくぞ〜」
「おねが〜い」
「氷柱・桜乱舞」
俺の後ろにどっかの英雄王の様に氷の刃が現れて一つずつ増やしながら哀れな人影に当てていく。
そして、6000個辺りでヒビが入って割れた。
「だぁー!疲れたー!」
「スバルお疲れ様」
「ありがとうお姉ちゃん。でもやっぱりお姉ちゃんには勝てなぁ〜!」
「当たり前じゃない!なんてったって火尖鎗よ?」
「確かにエリナの火尖鎗は複数じゃなくて一本に集中したらすげー威力だろうしな」
「えへへ〜」
「そういえばチョコとか、ももは?」
「ももちゃんならお母さん達とお買い物に付き添ってます」
「チョコは収納魔法の練習だって」
「なら今日は俺が料理作ってやるよ」
「「ホントに!?」」
俺は3人で色々話しながら家に戻っていき冷蔵庫を見ると、卵が4つに肉や野菜とか、あとケチャップがあったのでオムライスを作る事にした。
エリナとかにはくつろいでもらっている間に玉ねぎやら肉を刻んでおいてからそれをフライパンに油と一緒に焼いて柔らかくなったら一旦火を止めて塩胡椒で味付けしてから米を4人分、スバルが沢山食べるので入れて混ぜ合わさったら真ん中を開けてケチャップを投下して少し水分を飛ばしてから混ぜ合わせていく。
そしてお椀に米を入れて皿を反対にして被せる様にしてひっくり返してお椀を取って綺麗な形にしてオムライスのライスが完成。
あとは卵を解いてからフライパンに流し込んで伸ばして片面焼いたらそれをお椀で形を整えたライスの上において完成。
「スバル〜エリナ〜出来たぞー!」
「今行く!」
「早く食べたい!」
2人ともめっちゃ尻尾振ってるし…まぁいいや。
それから3人で食べているとお母さん達が帰ってきて、オムライスを見て私の分は?と笑顔で迫ってきたので仕方なく俺のをあげました。




