34話
とんとんと背中を叩かれて俺は目を覚ました。
首が痛くない…俺はお母さんに膝枕をされていたらしい。そんなお母さんは俺が目を覚ました事にニコッと笑ってから頭を撫でた。
「もう行くから早く起きて」
「うん」
「ハルヤの事は絶対に誰にも話さないから、心配しないで」
「ごめん…お母さん…」
「気にしないでハルヤ…私もね一応ハルヤは異常だって事はなんとなく分かっていたの、これでも元冒険者だから」
「え…」
気づいてたの!?
まぁ…そうだよね。普通はフェンリルなんてそんなこっちの世界でも、地球でも伝説級の魔物を連れて帰ってくる子供なんて明らかに異常だもんね。
でもお母さんはただの親の感と、冒険者としての感がが違和感を覚えたのは確かなんだって言ってた。
それから話していると後ろから家族の声が聞こえてきて俺がお母さんの手を引きながら家族の元に走っていった。
〜☆〜
「ねぇハルヤ兄、俺と戦ってよ!」
「え?」
" スバル君何言ってんの? "
「いや〜俺の技…というか魔法でさ木刀を使ったら普通に出来たからさ一回戦ってみたいな〜って」
ホテルに着いてからベットにダイブしてゴロゴロと3人と3匹でいると、スバルが急にそんな事を言い出した。
「んま〜いいけど家でな?」
「エリナはどうする?」
「私は…まだ独自の技も魔法も無いし、まだまだ魔法は発動するんですけど…」
あ〜やっぱり実力がちょっと…って感じかな。
でも、普通の魔法の水魔法でも工夫すれば確かに強いし、水銃も水の弾丸の形を工夫したり、小さくしてあっちの漫画でも見た大動脈に入れて自分の血流圧で裂け目を広げて殺す事もできるって漫画で見た。
" エリナちゃん落ち込まないで、エリナちゃんならきっとできるようになるよ!だって気高き狼種で、スバルのお姉ちゃんでしょ! "
「そうだぞ、エリナはスバルのお姉ちゃんなんだから絶対に強くなれるよ」
「うん!私負けない様に頑張る!」
「それでこそお姉ちゃんだな!」
頭を撫でてやると尻尾をぶんぶんと振って喜んだ、そして俺の手はどんどん下に行き頬っぺたを触るとすりすりと顔を貼り付けてきてなんかぞわぞわ〜!って来た。
「お姉ちゃんだけずるい!俺も頬っぺたすりすりしてよハルヤ兄!」
" 僕も! "
" 私も! "
" 主人…? "
いやいやこんな頬っぺた触っただけだよ!?スバルは良いとして、なんでチョコともももなんだよ!それにフェルがこれでもかってくらい上目遣い&自分の手でマニってしてるんだけだ…性格変わった?
「分かったから!やってやるから大人しくしろ!」
「 " " "やったー!" " " 」
そうして俺は頬っぺたや頭をなどをたくさんもふもふしてやっと解放された時はおやつの時間になっていた。
「ハルヤ兄のなでなで気持ちい〜」
" ねぇ〜 "
「俺は疲れたよ…少し寝させて」




