30話
旅行から帰ってきました!あと6話ぐらいで旅行編はお仕舞いにしようかな?
「はい!セロお兄さん、セラ姉さん!」
「「こ、これは!」」
エリナが出したのは何やら高そうな見た目の化粧道具のあのーあれだよ唇に塗る…そうリップだ。そして俺たちの家紋みたいな物に繋がっているのは剣を口に咥えた狼のキーホルダーだった。
「これ!限定で入手困難な木の葉屋の安いけどちょ〜綺麗で売り切れが続出していたリップじゃない!エリナありがとう〜!」
「この剣を咥えてる狼のキーホルダーってあの剣士ダグラスが監修したアクセじゃねーか!エリナありがとうな!」
なんでこんな凄そうな物買ってきてるんだろう…まさか!
バッと後ろを向いてももを見る。するとすこ〜しずつ目が俺を見ずに逆方向に移動する。なんか絶対やっただろももの野郎!後でお仕置きしなきゃな。
それにしても…嬉しいなこんな素敵な土産は…これからもエリナとスバルの成長が楽しみだな。
☆
「あぁん………チョコちゃん…もう、やめ……」
"ほらここまた硬いね…ふふっ大丈夫だよ。僕が気持ちよくさせてあげるからね"
「ふぁあ…」
"気持ちいい?僕のマッサージ"
「あ"ーすげー気持ちいい」
"それは良かった!ほらここら辺もね"
「あ、そこは!」
風呂場の横でなんてもん見せられてるんだよ。
あれからエリナをみんなで撫でまくってからおやすみして今は早く起きてしまって、スバルも起きていてチョコが物音で目を覚ましちゃったらしく3人で部屋の風呂場で朝風呂に入っています。
腹筋が付いていたスバルの筋肉にパンチしながら遊んでいるとスバルは水分補給をしてなくて風呂に入っていた様ですぐにチョコに魔法で飲み水を出してもらいそれを一気飲みして風呂に浸かる。
「そういえばさハルヤ兄って俺と姉ちゃんの同じ学校に行くんだよね?」
「そうだな、トロイア先生もそう言ってるし」
「あのさ学校ってどんなとこ?」
「学校か〜う〜ん…」
申し訳ないなスバル俺は学校は嫌いだ。
何かあるとすぐに犯人探しをして、見つかったらその人はもうクラスの嫌われ者。そして高い立場の奴がそれをやめよう。とか言うと偽善者だのなんだの言って嫌われ者になる。そんな思い出しかないからな…
けど、スバルにはそんな事を感じて欲しくないので俺はこう言った。
「楽しいところだ」
「そうなんだ!楽しみだな〜友達も作れるように頑張るよ!」
"スバルく〜ん、主人〜僕にマッサージされないかい?"
「「マッサージできるので!?」」
"当たり前だよ〜ももにだってやってたんだからねー"
「ならハルヤ兄先にやってよ、俺はその後でいいよ」
「いいや、まずはスバルが気持ちよくなってこい」
「いや先にハルヤ兄が…」
「い〜や先にやるのはスバルだ…」
こんなロクでもない言い合いをしてスバルが折れた。
「じゃあ俺が先にやるよハルヤ兄」
「よろしい」
"ほらスバル君ここに寝転んで、変身!" ボフンッ!
"よし、じゃあやろうか"
チョコは白いナース服の様な多分どっかで見ていたんだろうけど結構きわどいな…
けどスバルが終わり俺の番になりマッサージされると普通に気持ちよかった




