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28話

ブクマ75人突破とこの小説を見に来てくださった方々が900に行きました!


「はぁ〜気持ち良かった〜」


「スバル、ちゃんと身体体拭いたか?」


"ちゃんと拭きなよー"


「うん!脇も股も髪の毛も足も全体拭いたよ!」


"ほらスバル、まだ髪の毛が拭けてないですよ、ズボンだけ履いてあそこに座っていなさい"


「はーい」

すごくフェルがスバルの親御さん感が凄いんですけど…このホテルの温泉はまさかの五右衛門風呂風だったり、炭酸風呂だったり、時間によって効能が変わるなんとも新しい風呂場だった。もちろんこの風呂場は温泉の源泉掛け流しですよ?


「それにしてもフェルってそんな白いのに腹筋割れてるんだな」


"そうですよ?だってフェンリ「ちょ馬鹿!」


"そうでしたね動いている時に腹筋を意識しながら動いていますからね。それと主人と違って魔力を使えば自然と筋肉も付きますから"


「はぁ〜?何その最高な代謝!」


"スバル君の耳ちゃんと洗えてるじゃ〜ん"


「んぁあ…チョコちゃん耳舐めないでって」


"毛づくろいしてるだけだよ?"


「チョコそのくらいにしとけ、フェル俺も髪の毛乾かして」


"分かりました。ならすぐに行きましょう"

俺とスバルは寝間着の短パンだけ履いてフェルと手を繋いで共同洗面台のある場所まで歩く。あんまり人が居なかったが数人しか居なかった。

それからスバルの髪の毛をフェルが乾かしている間に俺は耳を綿棒で掃除していた。なんだろうな…俺だけ腹筋無いのなんか嫌なんだけど。


"…じ……主人"


「へ?あ、悪い」


"また考え事ですか?スバルの髪の毛等が乾いたので次は主人を乾かす番ですよ?"


「うん、じゃあよろしく」

ブオーと風を出す魔道具…明らかにドライヤーな魔道具を手に持って冷たい風を送ってくる。わしゃわしゃと風呂場で髪の毛を洗われた時の様に優しくだけどちゃんと乾くようにしてくれている。それにその間にヘッドマッサージをされて眠気を誘ってくる。

次に温風に変えて仕上げをされていく。


「あ"ーフェルドライヤーするの上手いねー」


"ふふっ当然でしょう"


「ってあれ?スバル?」

スバルが座っていたところには……目を閉じて寝ていたスバルがいた。


「スバル起きろー!」
















「はぁ〜まったく腹筋とか筋肉が凄くてもやっぱり子供だなスバルは」


「むにゃむにゃ…」

あの後スバルを起こして風呂場から急いで出てトイレに入りフェルに元に戻ってもらって背中にスバルが乗って部屋に戻った。

部屋に戻るとセロお兄ちゃんとセラお姉ちゃん、それにお母さんとお父さんにエリナとももが戻ってきていた。そしてなんと今からスイーツルームに移動するのだとか…呼び出されたお母さんとお父さんは係の人に聞くと、ベットの数が4つなのが3つになっていた事で申し訳ないと謝られたそうです。けど、お母さんなので謝るのはいいからスイートルームにしなさい。と言うとその人が上と掛け合ってスイーツルームになりました。やば(笑)

なので、ベットにスバルを下ろしたのはスイーツルームのベットなのです。


「スバルったら〜もーせっかく私が良いもの買ってきたのにー」


「え?エリナはスバルにだけ買ってきたのか?」


「え?いや!違いますよ!ちゃんと皆さんの分も買ってきましたよ!」

ひょこっと寝室に顔を出すみんな。


「そうなのか?」


「エリナったらも〜」


「マジで!?」


「流石わたしの妹ね」


「じゃあ、大きい部屋で渡しますので待っててください!」

エリナはすたたたーと走っていった。




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