第五真祖/アフム・ザー
第五真祖――アフム・ザー
天使の欠片『アフーム=ザー』
本名 不明
《忌能》炎の生成・操作。自身の肉体変質
ステータス
攻撃 E
防御 EX
特殊防御 A
体力 D
修復力 E
忌能 S
備考……相手が聖痕持ちか否かで防御面のステータスは大きく変化するが、この場合は相手が聖痕を持たないものとして表記する。
弱点耐性
太陽 A
火 A
水(聖水)BAD
にんにく C
十字架 C
銀 C
吸血頻度 ひと月に数十リットル程度
起源 アフーム=ザー
教会からは《鬼火(flame face)》と呼ばれる。
不浄な青い焔を放つ。この炎は極寒の冷気を持つとされる。
肉体そのものが焔でできており、聖水と十字架には弱い。しかし物理攻撃は悉く無効かするという特性を持つ。
オオダイラに次いで、アルカードの復活を重要視している。
トーア同様に無益な殺生は好まず、吸血自体あまり行わない。普段物理的な攻撃が友好的でないため、吸血をする必要がないからかもしれないが。
常にマントを纏った姿で口元を隠し、顔の半分以上が隠れている。
人間には罪があると考えており、中でも破滅思想を除く救いの宗教は邪悪と考える。アルカードを破壊の神として崇めており、故にオオダイラと共に復活を目論む。
人間、その家族観、生き様や理念、道徳に興味を示している節がある。人としてはかなりまともな部類だが、真祖の誰もが目的や快楽のために生きているのに対し、彼だけは特定の明確な目的がないままに生きているため、真祖の中では異端な方。
最終的な結果が総て正しいものであるという考え方を持つ。
かつては神の救いを信じる聖職者であった。
しかしある時、同僚が、己に抱かれれば神に救われると女をだまし、多くの女を抱いているところを目撃してしまう。どういうことかと問い詰めた時、彼は言った。
「俺が彼女らを救っているのだよ」と。
まるで何を言っているのかわからないアフムだったが、彼を告発した時にその事実をしる。
彼が女たちを騙していたという事実が発覚した途端に、彼女らの多くは自殺し、そして残りは精神病院などに運ばれたと聞いた。男は嘘をついていたというのに、そして自分は真実を暴き、彼の悪行を裁いたというのに、女たちは知りたくなかったと口々に言うのだ。
終いには、彼女らの両親から、「彼に抱かれている間は娘は幸せだったのに、どうして余計なことをしたのだ」と告げられた。
何が正義で、何が悪なのか。
それがわからなくなったアフムは、これまでたまった貯金で放浪の旅をすることにする。
そこで見たものは、人間の醜さだった。そして、神という存在に縋らなければ生きていけない脆弱な生物だった。
アフム自身もまた、そういった生物だった。
やがて人に価値を見いだせなくなったアフムは、終末思想に触れる。そして、とある終末思想の宗教で行われる儀式に参加する。それこそが天使降臨の儀。
罪がはびこるこの時代にもたらせる救いは、もはやノアの箱舟以外にあり得ないと思ったアフムは、天使降臨の儀によって光を見た。神はいる。この世界に、正義はある。
精神病院に入れられていた彼を、ノーマンが手に入れ、そして彼は吸血鬼となる。
吸血鬼となったアフムの目的は、アルカードによる世界の崩壊である。
そのため、かつて教会と共にアルカードを封印した第二、(第四は心情が変わったため対象外に)、第八、第九を敵視していた。教会が第八を打倒したのも、クラウンが第九を喰らうことができたのも、彼が裏で暗躍していたためである。




