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悪なるミタマ  作者: 九尾
おまけ資料 吸血鬼編
93/100

第三真祖/ケイジ・オオダイラ

 第三真祖――ケイジ・オオダイラ

 天使の欠片『クトーニアン(シュド=メル)』

 本名 大平圭司

《忌能》大地の移動(コンクリートやアスファルトも例外ではない)


ステータス

   攻撃  C

   防御  S

  特殊防御 S

   体力  A

  修復力  S

  忌能   D

 

 弱点耐性

   太陽  D

   火   D

 水(聖水) E

  にんにく B

  十字架  B

   銀   B

 吸血頻度 ひと月に数リットル程度


 モチーフ――小平事件

 教会からは《土竜(mole)》と呼ばれる。

「戦争の時はわしよりむごいことをした連中を知っておるが、平和なときにわしほど酷いことした者はおらぬだろう」

「このように落ち着いた日に死ねるのは幸福だ」

「亡き御霊、赦し給へし過去の罪、今日を最後に深く果てなん」


 ここで死ぬことに後悔も反省もない。これまで生きてきたことに、後悔も反省もない。ただ、願わくば。


「普通の幸せは一度ほど、経験してみたかったなぁ」

 そんなシーンが久遠ルートであると、こいつ好きになっちゃうな。

《忌能》肉体を触手に変化させ、大地を移動することが可能である。水と放射線を弱点とし、修復したばかりの状態では、火も弱点である。しかしそれ以外の方法では彼を傷つけることすらも難しい。それは真祖であっても例外ではない。

 目が見えない代わり、特殊な超音波を用いて対象の位置を察知しているもよう。両目に眼帯を付けている。吃音症か、どもる話し方をする。(忘れていた設定)

 女を犯す。ダンピールの半数近くは彼の行為によって行われたものと思われる。

 真祖の中ではアルカードを復活させるという目的を重要視している。もっとも、それも総て自身が神になるためであるのだが。

 神と成り、この世界を罪のない世界にしたいと考えている。それは自身が如何に罪深き存在であるかを知っているからこそで、汚れた心を浄化したい、この世界を美しい者にしたい、という彼の深層の願いが現れている。

 本来の吸血鬼に比べて並はずれて高い真祖の治癒能力だが、彼の強靭な肉体と並はずれた治癒能力は、真祖の中でも群を抜いている。


 過去。

 生前は大平事件なるものを起こす凶悪犯罪者であった。戦後(二次大戦)しばらくしたころに、女を犯し、その女を殺すという事件を四件ほど起こしており、死刑にはならなかったものの、無期懲役という判決を受け、長い間牢の中で生活していた。年老いて病死するか否かというところで、日本にある月区画のビル群――ノーマンの研究所に運ばれ、移植手術を受ける。

 吸血鬼となって以降は、やはり女を犯すことに快楽を覚えるものの、裁かれることがなくなった故に、相手を人を殺すことはなくなった。殺さない分まだマシになったように思うが、裁けないために同じことか。

 これまで何人もの女を孕ませてきたが、その中でもエルフィンストーンの味わった絶望は彼の中でも至高の快楽であったらしく、とても印象に残っているという。そのため、北条久遠の存在は彼の中では大きなものとなっている。

 他の子供や女たちは、多くが吸血鬼の子供を孕んだということで、自害や殺害されるなどして多くが死んでいる。


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