表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪なるミタマ  作者: 九尾
第四幕 敢為邁往編
65/100

終・大英 原点/頂点/自在天

 同時刻。石造りの城に道化が現れた頃、ここにも一つの影が生まれていた。

 赤い、廊下。どこまでも赤く、赤く。

 病的なまでに赤い廊下を、歩く闇があった。


「なかなか厄介な鍵をかけてくれたな、シャルロット。――我が娘よ」


 男が、笑った。

 男の前には、病的なまでに白い廊下。

 そして男の背後には。

 ――無数の死骸から溢れる血液が、本来白い廊下を赤く染め上げていた。


「さあ、神話の続きを始めよう。来たまえ、シャルロット。《堕天使》は、俺が喰らう」


 男の声と同時に。

 無数の武具を持った男たちが駆け付けた。まるでアリでも見るような視線で彼らを見た男は、大きく腕を振るう。

 そうして、また。

 男の前に、無数の屍が詰みあがる。


 彼は吸血鬼の原点であり。

 彼は吸血鬼の頂点に位置し。

 そして彼は。この世界の自在天(はかいしん)

 曰く――真祖、アルカード。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ