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みちくさ

自称フェミニストという存在

作者: 斎木伯彦

※尚、当該ページにおきましては、特定の個人団体や関係者を誹謗中傷する意図は全くありません。関係者等が『侮辱』『中傷』とお受け取りになるとすれば、残念です。

 先日、東洋水産さんのウェブ広告が炎上騒ぎに見舞われました。

 女性が「赤いきつね」を食べる姿が性的だとか、訳の分からない理由で騒いでいたようです。

 騒ぎの中心は自称フェミニストでした。

 あの界隈は脳の造りが我々凡人とは違うようで、何でも性的に見えるようです。

 その発想力や妄想力が羨ましいですね。年齢を重ねると常識や良識が邪魔して、自由な発想力や妄想力が低下してしまいますから。

 そのような自称フェミニストたちが、一般人からは忌避されているようです。

 その理由を考察してみましょう。

 ネット上で見掛ける自称フェミニストの皆さんに共通して見られる傾向です。


・いつでも何かしら怒っている

・何でも性的な事柄に結びつける

・自らが正しいと盲信している

・他人の成果を欲しがる

・若い女性を敵視している

・働きたくないでござる



・いつでも何かしら怒っている

 何にそれほど怒っているのか不思議なほどに、あらゆる事物に喧嘩を売る姿勢は一般人からすると奇異の目に映るでしょう。

 昨年の年末にもストッキングの事例で靴下屋さんに喧嘩を売っておりました。「破れないストッキングが販売されないのは、企業の陰謀」という都市伝説を靴下屋さんが真っ向から否定したのですが、寄って(たか)って靴下屋さんを責め上げて、遂には謝罪に追い込んでいました。靴下屋さんが謝罪したのは「言葉遣いが悪かった」点なのですが、これに便乗して靴下屋さんの発言全てを誤りとするような雰囲気になってしまい、「破れないストッキング」は開発できると見込んだのでしょう、論争の果てにある女性が「破れないストッキングを開発する」と宣言しておりました。

 それから二ヶ月近くの時が流れ、ある人が「破れないストッキングの開発は、どうなっていますか?」と質問を投げ掛けました。

 素朴な疑問ですが、これに対する回答が「いちいち進捗状況を報告する義務はない。嫌がらせだ」という主旨でした。

 この返答に対して「無責任」という非難が起こると、「男性はストッキングを使わないのだから、聞く必要が無い」「無関係の事柄に首を突っ込むな」と擁護の声が挙がります。

 その言葉の応酬が過熱して、最終的に開発を宣言した女性に対する加害宣言が出ましたが、これは行き過ぎです。

 もっとお互いに冷静に話し合いができればと、私は思っています。


・何でも性的な事柄に結びつける

 これは以前にも取り上げましたが、本当に妄想お疲れ様ですとしか言えません。


・自らが正しいと盲信している

 これがまた凄まじいの一言です。

 上で取り上げた「破れないストッキング」の話でもそうなのですが、論争の中で「破れないとは言っていない、破れにくいストッキングだ」と発言内容が変化しました。

 更に「破れないストッキングと誤解したのは男性が悪い」とまで言い出す始末です。

 記憶障害でもあるのかと疑いたくなる変遷でした。

 更に最初の論争で靴下屋さんは「破れにくいストッキングならば弊社の商品があります」と紹介していましたが、自称フェミニストたちは眼中になかったようです。

 それで進捗状況の問い合わせ論争の途中で再びその話題が出て、別の方が靴下屋さんの書き込みを紹介しましたが、これまた見事に眼中に入らなかったようです。

 都合の悪い事柄から目を逸らしてまで自己正当化するようでは、忌避されて当たり前でしょう。

 なお、「新しいアイデアです」と進捗を発表して、他の自称フェミニストたちから称賛を浴びていましたが、「既製品」でした。あの界隈が視野狭窄なのは明らかです。


・他人の成果を欲しがる

 上でも少し触れましたが、誰かの成果を自らのものにしようとする傾向が強いです。

 特に婚活に励んでいらっしゃる自称フェミニストたちの主張は「男性が働いて、女性は専業主婦」です。

 更に「専業主婦だけど、男女平等だから家事は分担」という、理解できない屁理屈を捏ねます。

 中には男性を「現金自動預け払い機」と勘違いしている人権意識の欠片もない人物まで存在するようです。

 そして自らの結果が伴わない行動については「誰かが邪魔している」と他責思考ですから、発展性も疑わしいです。


・若い女性を敵視している

 これも婚活に励んでいらっしゃる自称フェミニストたちの多くが「自らの見た目は若い」「自分には若い娘にない魅力がある」などなど、様々な言い訳で理論武装していらっしゃいますが、男性側に対する高望みが過ぎて失敗を繰り返しています。

 そして失敗の原因を相手側や婚活コンサルタントなどに責任転嫁しているようですから、いつまでも結果が伴わずにいる状況です。

 その状況を見聞した若年層からは「フェミニスト」は蔑称扱いされておりますが、そのことも相まって若年層にあることないことを吹き込んで自らと同じような境遇にしようと励んでいらっしゃる模様です。

 今回の東洋水産のウェブ広告が炎上騒ぎになった根底にも「若い娘」が理由の一つとしてありますし、何なら世の中の女性キャラは自らがモデルになっていると錯覚しています。しかも女性声優の容姿を貶すような「ルッキズムに基づく差別発言」等もありました。

 なお東洋水産のウェブ広告の作画や監修は、ほぼ全て女性が手掛けています。

 自称フェミニストは、成果を収めた女性に対する敵愾心もかなり強めです。


・働きたくないでござる

 「独身女性は一生働かなければならない、人生ハードモード」

 これは自称フェミニストが漏らした本音です。共感の嵐のようでしたが、男性は一生働くハードモードが常識なのですが、自称フェミニストは別の世界線を生きていらっしゃるのでしょうか?

 更には過度のレディファーストを求める発言もあります。

 こうした勘違い発言やそれに対する共感が相次ぐと、「女性に産まれればイージーモード」という誤解が広がってしまいます。

 先日も塩野先生が「後妻業」や「養女業」と揶揄した事例もありますし、容貌に自信があれば金持ちの嫁になって人生大逆転を起こせるのも女性の特権です。昔から世界中にある物語の王道としても「玉の輿」は枚挙に暇がありません。

 それなのに、自らの境遇を嘆き、誰かに責任転嫁するようでは一人前とは言えません。

 女性の社会進出が拡大し、男女同権の世の中にあって異質な考え方で女性の地位を低下させる発言は厳に慎むのが正解です。

 特に今回の東洋水産への誹謗中傷の少し前から、良識ある女性からの苦言があるなど自称フェミニストの害意に対して掣肘しようとする動きも見えて来ました。

 これまで自称フェミニストが「海外では」と前置きして語る事例が多かったのですが、その海外からも「フェミニストはおかしい」と酷評されています。

 このように自称フェミニストが忌避されている理由を一つ一つ考察して来ましたが、それぞれを言い表す単語に置き換えてみましょう。


・いつでも何かしら怒っている →憤怒

・何でも性的な事柄に結びつける→欲情

・自らが正しいと盲信している →傲慢

・他人の成果を欲しがる    →強欲

・若い女性を敵視している   →嫉妬

・働きたくないでござる    →怠惰


 もうお気づきですね、ここに「暴食」が加わればキリスト教における「七つの大罪」を体現している存在「黙示録の獣」になります。

 つまり自称フェミニストの行動は人類の本能的に忌避されてしまう「悪魔の所業」なのです。

 我々日本人はこのような愚かな振る舞いを避けるべく、先人の知恵があります。


 他人(ひと)の振りみて、我が振り直せ


 自称フェミニストは、反面教師や何かの教材として記録するのが妥当でしょう。

 なお我が国にレディファーストが根付かない理由の一つに、男性側の意識が変化してしまったことがあるでしょう。

 かつては「日本男児たる者、婦女子を扶けて当たり前」という価値観がありましたが、敗戦と同時にそれらの美徳を教える教育は失われました。

 それともう一つが女性側の問題らしいです。

「レディーが絶滅しつつある日本ではレディーファーストを普及させようがありません」

 とはある女性教授の意見らしいのですが、いやはや何とも手厳しいですね。

・以下コピペ

 なぜ日本にはレディファーストが根付かないかについてゼミで討論した事がある。

 例によって女子学生たちは日本男性批判と想像上の外国人紳士崇拝の言辞を並べていたが、

30分ほどで教授(女性)が静かに、だが力強い声で言い放った。


 「レディーが絶滅しつつある日本ではレディーファーストを普及させようがありません」


 教授は海外で教鞭を執っていた時期が長いが、茶道華道ともに師範の免許を持つ人。

 その教授曰く「与えられる平等や優遇をあさましく求めるのは日本女性特有の醜態」

 自らレディとならずして、レディ扱いを求めるのは常軌を逸していますと。


 女子学生達はその後、ひとことも喋りませんでした。

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― 新着の感想 ―
投稿お疲れ様で御座います [与えられた平等や優遇]を浅ましく求めるのは海外だともっと沢山居るけどね(苦笑) リーマン時代というよりレストランチェーンの本社広報に居ましたのでその手の"自称御貴族様"や…
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