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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
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再 二人だけの夕飯③

プラプラ散歩をしながら、目的地まで向かう。


シルは時折、あっ!にーさんあれ!、、、

あっ!にーさんこれ!、、、と、

とても楽しそうに目を輝かせながら、自分で発見したものを教えてくれる。


こんな素敵な時間を過ごせるなら、オトン

の馬鹿げた、アイディアにむしろ感謝してしまう。


予定の時間にお店に着き、予約の名前を告げる。

案内された席に着き、メニュー表を見る。


「シルはこの、つっこめしで良いの?」 


と、メニュー表の写真を見せる。


写真には丼からこぼれ落ちるほどに、いくらがご飯の上に載っていた。


「にーさんわたしこれこれ!!」


シルは大興奮で、メニューを指差す。


「他にお刺身は食べれる?それとも焼いたものがいい?」


シルはホタテのバター焼きと、じゃがいもを指差す。


烏龍茶を飲みながら、


「楽しみだね!にーさん!!」


と、上機嫌のシルに、


「いくらいつ食べたの?」


と聞くと、


「こっちに来た1月?頃?、、、?お義父さんが、いろいろ経験させてくれた中で、その時に食べたの」


シルの話を詳しく聞くと、シル達が、

こっちの世界を行き来する様になった

12月〜2月の間に、こっちの生活に馴染める様に、いろいろと体験をさせていたとか、俺自身時折、2人には会っていたが、その頃のオトンの構想では、一緒に暮らすことは考えてなかった。


むしろ、おとんが、二つの家を行き来することを前提としていたらしい〜

結局、2人が今の家で暮らしたいと、切望したようだ。


意外だったのは、オトンは当初反対して、オカンが賛成だったこと。


そんな話を聞いていると、シル姫お目当てのつっこめしがご到着、シルはキラキラに目を輝かせながら、スプーンですくいパクリ!!モグモグしながら、にっこりと笑みを浮かべる。


見ているこっちが幸せになって来る。

続いて、ホタテのバター焼きかご登場!!


シル姫は、フーフーとしてパクリ!って一口かよ、、、モグモグしてごくん!!

少し物足りなかったのか、俺のホタテを狙っている模様、、、


「シル、良かったらこれ食べる?」


そう言ってシル姫に提案すると、

表現出来ない、かわいい笑顔で、


「いいの!!」


(いや明らかに狙ってましたよね!)


その後、届いたジャガイモもペロリ♪

と完食、シル姫曰く、


「北海道最高〜♪」


だそうです。


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