再 二人だけの夕飯②
「うわー!結構広いね!ほら!ベット大きい!」
そのままベットにダイブするシル!!
(あら、白いのが、見えちゃいましたよ!
って、バカなことは考えるな!!)
俺は椅子に座り、
「どうする?とりあえず、シャワーでも浴びる?、、、、、!!」
あ〜俺なに言ってるの?バカなの?バカだよ!
だったオトンの子供だもん!!
「うーん、、、そうしようかな?」
良かった!変な意味で捉えられてない!
ありがとう!!天然シルさん!!
俺は自分のリュクを漁りながら、
「シル、ちゃんと服持っていけよ〜」
と、シルの方へ振り向くと、、、っておい!なぜもうここで脱ごうとする、、、
「シル、服は脱衣所で脱ぎなさい!!」
「え〜は〜い〜」
そう言ってシルは服を持って脱衣所に行く
(疲れる、、、それよりもどうするこれ?まぁ〜の大きめのダブルだから、、、
よし!こう言う時は!考えない!!)
俺は得意の問題の先送りをした。
シルがお風呂から出て来る。
風呂上がりの女の子を、直視するほどの
度胸が無い俺は、逃げるように脱衣所に向かい、
鼻歌を歌いながら、無心にシャワーを浴びた。
風呂上がりに、飲み物が無いことに気ついて、2人で自販機に買いに行く、風呂上がりの飲み物無しだったか、、、シルには悪いことしたな、、、
その後、シルはベット上で足をバタバタさせながらスマホをいじっている
俺は、周辺の飲食店を検索して、、、
「シル、お腹減った?」
「うん、すいた、、、」
「食べたいものある?」
「なにがあるの?」
「そうだな、ご当地グルメなら、スープカレー、海鮮もの、ラーメンとか、、、」
「お魚?」
「そう!北海道は海鮮が有名なんだよ、季節は外れるけど、いくらとかね!」
「あっ!赤くてプチプチ!!」
(表現がかわいいな!)
「ここのお店、お寿司屋さんなんだけど、いくら丼がすごいなぁ〜」
「にーさん私それが良い!!」
「オトンからのお金もたっぷりあるから
未成年がOKか電話してみるな!」
「、、、はい!よろしくお願いします。
OKだって!ただし、20時30分の予約で、
21時までだって、今の時間ならプラプラしながら行って、ちょうど良さそうだな、行ってみるか?」
「うん!」
外に出ると、肌寒さも感じるが、シルの手の温もりが暖かい、シルは外に出るなり、当然のように手を握ってきた。
本当にかわいい義妹だと思った、、、。