宿をジャンケンで決める者達
「オトン、昨日のペンダントの調整は失敗してる、、、ちゃんとやり直せ!!」
俺はオトンに会うなり真っ先に言った。
いや、ちゃんと伝えるべきだ。
この可憐な少女が、破壊光線を有していることを、、、もう、俺の様な被害者を増やしてはいけない、、、
「、、、お前なに言ってるの?、、、」
えっ、まさか、、、オトンに発言で指摘される日が来るとは、、、ついに、オトンは正気に戻ったのか?
なぜだろう?まともな事を言っているオトンが、変な人に思えて来る、、、?
「まぁ!ソヨヒトの話は置いておいて、本日の宿に、重大な発表があります!!」
その瞬間、みなイヤな顔をする、、、こいつやりやがったな、、、って顔で、
「我が家は家族5人です。流石に5人で一部屋とはいきませんでした!」
その瞬間みんなに笑顔が戻って来る、、、
良かった、、、そういうこと、って顔で
「よって、三人と二人の二部屋になります。
ただし、三人部屋は豪華ホテル、二部屋は普通のホテル、、、、
さ〜冒険と行こうじゃないか〜!」
みなの顔が、やっぱりこいつやりやがった、、、って顔になる。
良かった!オトンは正気になってないや!!
「まぁ〜しょうがない、、、ゴールウィークだもんな!よし!オトン行くぞ!」
俺はそう言った、オトンを連れて
行こうとするが、
「まてまて、ここは公平なるジャンケン大会でだなぁ〜」
と、オトンが言う。
「オトンあんたはバカか?いや、バカは知っていたか、、、俺が、二人部屋で、ローネさん又はシルと、それか、オトンとシルが一緒になったら気まずいだろ!」
「でも、ドキドキして楽しいだろう〜」
「それはあんただけ、せっかくの旅を台無しにするな!」
そう言うと、
「まぁ〜その時は、意義を申し立てるって事で、その茶番一回やってみる?
面白そうだし!!運が良ければソヨヒト
と一緒に寝れるし!」
と、オカンがとんでも発言をして、オトンの悪ふざけに乗る。
ローネさんも
「私も構いませんよ、シルは?」
と、シルに振ると
「ジャンケンしてみる、、、」
と、意外な回答が、、、
結局、オトンのふざけたアイデアによって
札幌駅の広場で、ジャンケン大会を開く事に、
ローネさんシルという絶世の美女二人と、実は、美人とされるオカンが入れば、目立つこと目立つこと、、、
オトンは、あいこのたびに、テンションが高くなる残念な子、ドンドン大声になっていく。
俺は、、、あんな恥ずかしい、ジャンケンを生涯忘れないだろ、、、
そして、あいこ計6回と言う、白熱の接戦はこの様に形で終わる、、、
3人部屋 オトン、オカン、ローネ
2人部屋 俺 シル
知ってる!知ってた!
だって自分でフラグ立てたもん!!
さ〜シルよ!盛大に意義を申し立てるのだ!!
君の意見は間違ってない!むしろ正当な主張だ!!
兄として全力でサポートとするぞ!!
兄として!!、、、、、、、???
「よし!決まったな!ソヨヒトそっちの宿は夕飯無いからこれで適当に食べてね〜!」
そう言ってオトンは俺に3万を渡す、、
すげ〜オトン本当に金持ちだ!!、、、
って!そこじゃ無い!突っ込むところそこじゃ無い!!
どうなるこれ?どうする俺!!続く!!