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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
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観光デート③

少し離れた自販機で、紅茶とコーヒー買う、

すると、隣で、ナンパしてる人々を目撃した、、、あっ!やば!!


直ぐに振り返り、遠目のシルを見るが、ナンパされてる様子は無かった。

一安心したが、直ぐにシルの元に駆け寄った。


「シルは、大丈夫か?」


シルは不思議そうな顔しながら


「なにが?、、、」


と、口をモグモグさせていた。


(やってしまった、、何も起きて無いのに、

思わず声をかけてしまった、、、。)


シルは再び、チョコの箱と見つめ合う。

そして、ある事に気が付き、今度は、

申し訳無さそうな顔で俺を見る、、、


「これ、、、にーさんの分、、、」


そう言ってチョコの箱を俺に差し出す。

中には1粒だけ、チョコが残っていた、、、

(あ、、、ほぼ一人で食べちゃたのね!)


「ありがとうシル!俺はいいからシルが食べな!」


そう言うと、凄く嬉しそうに、最後の一粒を食べていた。

食べ終えたシルに、ホット紅茶を渡す。

流石にまだ寒い札幌、俺はシルの隣に座りながら、シルの笑顔と共に、ホットコーヒーを堪能した。



シルと、駅に隣接する百貨店てを歩いていると、家族L ENEが届く、


オトン  17時札幌駅集合!!


各自   了解


時間まで30分程ある、、、まぁここでプラプラするか、、、、そう言えば、、、

俺は疑問に思った事をシルに聞いてみる


「ペンダントの調整って終わったの?」


シルは、俺にペンダントを見せながら、


「うん、昨日お義父さんとお母さんと一緒に」


なるほど、だから今日はシルを連れて歩いても、冷たい目線が感じられないんだ、、、

当然、こんな美人さんを連れているから、

人から見られる事は、多いが、殺気だったようなものが感じられなくなっていた。


「そのペンダント、ちゃんと機能してるね」


俺がそう言うと、不思議そうな顔をして、


「そうなの?」


と、返してくる。


「ああ、シルと歩いていると、嫉妬の様な冷たい視線を感じる事が多いんだよね、でも、今日は全然感じなかった、、、」


そう言うと、シルはしばし考えて、

手を胸の前で組む、お祈りポーズに、つぶらな瞳の上目遣いで、


「じゃ〜もう、私の魅力はもう〜にーさんには必要ないの〜?」


と、強力な破壊光線を放ち、首を傾ける。


「あのシルさん?流石に不意を突かれると、

おにーさんも、そのペンダントの効力が無効になりますよ?良い子シルちゃんは、そんな事しちゃダメだよ〜!!」


そう言って上手く茶化して、己の精神を維持しようとする。

しかし、殺しに来てるシルは、、、


「ダメ、、、ですか、、、」


と、再び、破壊光線を放つ、

異次級の破光線を、叩きつけられた俺の精神達は、もはやこれまでか、、、、総員直ちに退避!退避!と、俺の心の艦長が、沈みゆく戦艦に敬礼をしていた。


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