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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
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ブレーキのかけかた。

昨日バイトに向かう途中、ファミレスに

入っていくソヨヒトを見た。


一人だったのか、、、それとも誰かと

いたのか、、、わからない、

けれど、お店でうちの生徒の美人1年生の噂が流れていた、、、


そして、その子は今日バイトの面接に

来た。

ソヨヒトも一年生もお互いに意識

している、、、様に感じた、、、

確たる証拠も、二人の関係性もわからない

でも、、、なんでだろ、、、取られると思った、、、気がつけば、ソヨヒトに抱きついていた、、、暖かく、優しい温もりだった、、、いつまでも、、、


ソヨヒトは、私を拒むでも、受け入れるでも無く、私から離れられる様に仕向けてくれた。

その場を和ませることも言ってくれた。

でも、私はブレーキのかけかたがわからなかった、、、。



(明日どうするんだ?)


俺はスマホをとり、


「ピポパピポ!」


と口で言いながらLENEを入れる。


ソヨヒト   よ!  明日何時にする?


すぐに返事が返って来た。


さおり    この前と同じハチ公前

       10時集合でどう?


ソヨヒト   了〜

       各自、水筒とお弁当、お菓子

       300円まで!

       バナナは含まず!!


さおり    笑止、、、おやすみ


ソヨヒト   おやすみ



よし!これで、明日の準備をすれば、、、

そう思っていたら、ドアがノックされる。


「はい?」


「パパだよ」


「なに」


「開けて」


「今、俺の膝の上で猫寝てるから無理」


「なおさら開けて、ドラっ、、猫見る!」


ったくなんだよ〜恐る恐るドアを開けると、、、


「ドラっ、、いや今はそうじゃない

ソヨヒトどうしよう〜父はこの五姉妹から一人を選べない〜」


と、泣きながら俺の本を見せる、、、


「おまっ!また勝手に人の本を!」


「いや、自分でカラー版買ったよ!

なんなら

スペシャルブルーレイBOXも買いました!

あと、お財布と小銭入れ、夫婦箸2セット!」


(どハマりしてるじゃねーか、、、)


「それでね、父は誰を選べばーー!」


俺はドア閉める、、、しばらくドアを

ドンドンしていたが、オカンに

ブチギレられていた。

あの親は、、、、その後オトンは、

大人しく自分の部屋の押し入れに

入ったとか、、、。


(でも、、、選ぶって難しいよな〜

俺も五姉妹を思い出しながら寝た。)

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