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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
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オトンが金持ちだったのに、俺だけバイトさせられる件

ふ〜!今日のバイトも終わった!、、、

えっ?

タイトル名がおかしい?、、、、

シルもバイトしてるだろ?、、、ふふふ!甘いな!諸君!

シルのバイトはゴールデンウィーク明けです。


放課後のバイトをしていたら、シルが面接に来ていた。


昨日、近くのファミレスで、超絶美少女が、デカ盛りパフェを堪能していたことが、この界隈で目撃されたとか、されなかったとか、、、


(俺バレなくてよかった〜)


そんな噂を聞いた店長が、はは〜ん!

それはあれだ、うちの常連客だ!と、

ドヤってる矢先に、まさかの常連客のバイトの応募、、、、

シルの挨拶だけで即採用となった。


(大丈夫か?この店、、、)


店長曰く、だって可愛いんだもん!

これでうちにも美少女2枚看板娘が出来たと喜んでいた。


つい最近入ったさおりさんのおかげ(さおりのせい)で、店も忙しくなり、しかも、

ことごとく、俺とシフト合わせてくる(怒)

ので、楽して働く生活も、大きな曲がり角に来ている、、、


(マジで、、、やめたい、、、)


そんな憂鬱な気分の時に、


「明日のデートどこ行く?」


と、テンション高めのさおりさん、、、


(これならトンカチいらないなぁ〜)


「俺は特に、、、強いて言うなら図書館かなぁ」


「却下、、、あんたね〜私がせっかく時間作ってあげてるんだから、私を楽しませる事を考えなさいよ〜!ったく、、、

これだから使えない男は、、、」


おお!ツンがいつもより強めだ、、、

けれど

(ムキ怒)


「じゃ〜これ以上、さおり様の貴重なお時間を、頂く訳にはございませんので、

この話なかった事で、、、」


そう言うとさおりは俺の袖を掴んで、上目遣いで


「やだ〜、、一緒にいて、、、」


ぐっふ、、、これはなかなか良いもん

貰ったぜ!!立てるのか俺!立ち上がれるのか俺!が、しかし、、、

俺にも秘策あり!!


「、、、ごめん言い過ぎた、、、」


さぁ!こい、さおりよ!ここはいつも

茶化しの時間だぜ!!

おっと、ソヨヒト選手これは、

クロスカウンターを狙ってますね〜


「じゃ〜ごめんって言って

抱きしめて、、、」


出た〜ここで出た〜まさかの

さおり選手のアッパーカット!

これはクロスカウンターを狙った

ソヨヒト選手の懐に深く入り込み、

見事に決めました。!!

レフリーが10カウント、、、イヤ、

レフリーが試合を止めた!!


「、、、、、、、」


「ソヨヒト、、、早く、、、」


そう言って、さおりが抱きついてくる。

さおり、柔らかいものが当たり、

さおりの香りがする、、、思わず、、、

抱きしめたくなるが、、、


「さおり、、、嬉しいんだけど、

すごく恥ずかしくて、このままじゃ、

倒れちゃうよ、、、」


そう言うと、


「ソヨヒト、すごい足がガクガクしてる、、、」


そう言って離れた。


「さおり、ありがとう、倒れて迷惑かけるところだった、、、」


「どう?私の演技!すごかった?」


さおりは真っ赤な顔の笑顔で言う


「やっぱりさおりはすごいなぁ〜

流石に意識失って、失禁したら末代までの恥になるとこだったよ〜

俺の孫が、や〜いお前のじーさん

しょんべん漏らし〜ってからかわれる

ところだったよ〜」


そう茶化して場の雰囲気を変えようとすると、


「私たちの孫でしょ?」


と言って走り去ってしまった。


(そんなに恥ずかしかったんなら

言うなよ、、、

俺顔、、真っ赤なんだろうなぁ、、)


そう思いながら再び歩いた。


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