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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
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放課後デート②

シルに引っ張られついた場所は、、、、


「あの、、、シルさん?ここはやめませんか?」


シルは口を尖らせて、


「え〜やだよここのケーキ美味しいんだよ〜」


「あの、、、シルさん?ここでバイトするんでしょ?」


「うん!」


「じゃ〜やめませんか?のちのち

気まずくなりますよね?」


「え〜〜うーーん、、、わかった、、、」


めちゃくちゃ落ち込むシルに、


「ほら、その角のファミレスもスイーツ

特集してるからね!」


そう言いなだめて、ファミレスに入る。


席に着くなり、真剣な表情で

メニュー表を眺めている。

凛としたするも素敵だが、幼く感じる

シルも可愛く思う。

ただ、それ以上に気になる周りの目線

シルは目立つな〜それとも魅力が発動しているから?た


「決めた!私これにするね!、にーさんはどうするの?」


「俺は無難にドリンクバーかなぁ?」


するとシルは申し訳なさそうで、期待のこもった目で、


「あのね、にーさん、、、お母さんからね

甘い物は一日一回って言われてるの、、、

それでね、にーさんがこれたのんで、私に一口くれるってどう?」


まるで、子猫がすがる様につぶらな瞳みて、、、


「もちろんいいさ、、、」


「ご注文のお品でございます〜!」


シルの前にチーズケーキが置かれる。

シルは目を輝かせながらケーキフィルムを剥がし、フォークで一口サイズ切り取ってパクリ


こぼれ落ちるぐらいの笑顔で、


「美味しい!」


俺の前には置かれたのは、、、、

馬鹿でかい、いちごパフェだった、、、、

(いやこれどうするのよ、、、)


「じゃ〜小分け用の取り皿も貰ったから、シルに一口あげるね!」


そう言って、一口分取り皿にすくい、

自分の前に、、、、


「はい!シル!どうぞ、、、!」


そう言って、バカでかいパフェをシルに渡す、、、、、、

(ダメ?怒る?)


シルは口をモグモグさせながらバカでかいパフェを見つめてる、、、


(シルに怒られるかなぁ、、、?)


そして、にっこりと笑って


「ありがとう!にーさん!」


と言って、馬鹿でかいパフェをご堪能していた。


帰りのシルはご機嫌だった。鼻歌交じりで、


「にーさんデートっていいね♪」


(いやお前ただ甘いもの食えて満足なだけだろ、、、)


「そうだな!」


「あっ!私お母さんからおつかい頼まれてた!バイバイ!!」


とシルは行ってしまう、、、結果、答えはもらえず、財布も痩せて、、、


家に帰ると、オトンが珍しくアニメを観てる

(五姉妹か、、、そういえばこの間本が出しっ放しだったなぁ、、、あっ!、、)


俺は慌てて自室に行く、、、やられたら、、、

くそ〜!!


「オトン〜!!、、、」


しかし容疑者はすでに逃走していた。


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