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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
78/532

放課後デート①

帰宅部とはいいものだ、強制的に

何かをしなければいけないと

言うことが無い!


道草をしながらルンルン気分で公園の

ブランコに座り、


(はぁ〜どうしたものかぁ〜?)


と、現実と向き合う。


俺が今悩んでいることは、

トンカチが必要か?否かだ!


今日のさおりの態度では、

どっち全く読めなかった。

経験則で、トンカチ必須と

思っているが、、、

ここ最近事を考えると、、、


(やつの事だ、、、侮ってはいかん!!)


トンカチ持って行かなきゃ〜


「えっ〜ソヨヒト本気にしちゃった?」


トンカチ持っていきゃ〜


「ソヨヒトデートの意味知ってる?」


ダメだ、、、基本バットエンドだ、、、


(くそ!人生でこれほどトンカチで

悩むとは、、、)


「なに悩んでるの?」


「いやね!トンカチがね、、、

って言わせねーよ!!」


横を向き、突っ込むと、、、シル?

ってどこ?


「⚪︎△◻︎×←↑※、、、解除」


シルが隣のブランコに座っていた。


「トンカチ?」


とかわいく尋ねるシル、、、


「トンカチってのは、別名金づち、

ハンマー何て呼ばれてね、似たような

物だと、プラスチック製や木づち

ってのも、、、、、、、」


俺は素直に全て話した、、、、、、


「なるほどね、デートに使う物なのか?」

シルはコクコクとうなずきながら言う


「、、、あのね、、、シルさん、、

ちゃんと聞いてた?」


「冗談だよ、、、でもそれって

すごく簡単じゃない?」


「何で?」


「にーさんが、デートしたいか

したくないかでわかるんじゃない?」


なるほど、俺は持っていく、

持っていかないかで悩んでいたが、

楽しむか楽しまないかで、

悩む必要がある話だ。


しばし考える、、けれど答えが出ない、、、


「今度はなに?」


シルは俺を顔を覗き込みながら聞く。


「俺デートした事ない、、、」 


シルも考える、、、指を口にて当て、目線を右上にして考えてる。

(かわいい)


そして閃く!


「じゃ〜今からにーさんが私を

デートにつれていくのは?」


「えっ?何で?」


「だって経験しないとわからないし、

それに甘い物食べたいし、、、」


そう言って俺の手を引っ張り歩き出す。

(ただ、甘い物食べたかっただけですね、、)


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