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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
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イケメントオル

昼休みに、久々に屋上に出てみた。

トオルは焼きそばパンを食べながら、

フェンス越しに、グランドを眺めている。


(パン食いながらでもイケメンですか、、)


「そう言えば俺、彼女出来た、、、」


その言葉に食っていた、コロッケパンを

落としそうになる。


「えっ?そうな?」


「今年入ったサッカー部のマネジャー

なんか成り行き?みたいな、、、」


「トオルさん?お付き合いって

成り行きで出来る物なのでしょうか?

ご教授お願いします。」


「ぷ、、、何だよそれ?」


「いや、こっちのセリフ」


「うーんどうだろう?でも、

付き合わないとわからない事、

あるだろう?」


トオルは俺をみて、


「そういば最近、

雲野と仲がいいそうだね?」


元恋人を、名字呼びするトオル、、、

さおりもか、、、


「まぁ昔からの友達だからな!

お前らが付き合ってたから

遠慮してたんだよ、、、

言っとくけど、付き合いは

お前より長いからな!

変な意味で捉えるなよ!

俺の貴重なオタ友たんだから!!」


勘違いされないようにハッキリ言う。


「ははは、そこまで言われると

アイツも形無しだなぁ〜」


「えっ?何が?」


「いや、何でも、、、」


「お前ら中学の頃からの友達だろ?

好意をいだかなかったのか?」


俺はその言葉に、胸が苦しくなるけど、、、


「さぁ〜どうだろう?

近すぎてわかんなかった?」


曖昧な言葉ではぐらかす。


トオルはさらに


「これからも付き合わないのか?」


「まぁ〜ゴールデンウィークに、

遊びに誘われたけどなぁ〜」


「おい!それって、、、」


「ふふふ!トオルよ!今だからこそ話すが、

俺こそが、さおりによって、作られし、

演劇の配役の、、木!、、だ!!」


「、、、何だよそれ!」


その後、俺がさおりによって

ひどい扱いをされたデート?の

数々を話す。


「つまり、今回も?」


「俺は十分あると睨んでる、、、」


「プププっ!!、いいなお前

そう言うところなんだろうなぁ〜」


トオルは笑いながら空を見る。


(なんか?わからないとこで

バカにされたんですけど、、、)


トオルは空を見ながら


「彼女欲しくないの?」


「いらない」


「はや、何で?」


「僕お子ちゃまだから」


「何だよそれ?」


「なんだろうね?」


いろんな事を考えると、

頭がぐちゃぐちゃにになる。

だから今はそう言うことは考えない。


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