エルフの伝承③
「そもそも、この魔法って、、、
何なんだろう?」
俺も考えていた
言葉の通りなら魅力は、
人を惹きつけて夢中にさせる事、
ハイエルフ、それを友愛をとして?
言葉が繋がらない。
「シルが知らないって事は、
特別な魔法って事?」
「うん、魔法のクラスで言えば
私は上級、お母さんは賢者になるから、
賢者以上の人しか知られない?、、、!」
シルは何かに気がついたように
感じたけど、教えてはくれなかった。
程なくしてシルは自分の部屋に
戻って行った。
義妹と言えど、他人になる。
俺に言えない事があるのだろう、
しかも種族も違うとなればなおさらだ。
これ以上余計な詮索は無用だ、むしろ、
今回のことを教えてくれた事が
すごく嬉しく思っている。
少しは認められてるのかなぁ?
そう思い、再び勉強を再開する。
ローネは、耳をピンと立て、2人の会話を聞いていた。
(シルったら、感じんな話はしなかったのね、でもなんであの子は隠すのかしら?
まぁ本人が隠したいのなら、
それでいいけど、)
シルはベットの上でさっきの事を、
真剣に考えていた。
そして足をバタバタさせて、
(あ〜冷静に考えたら、絶対お母さん盗み聞きしてる〜
デレで、にーさんのことからかってたの絶対バレてる、、、
恥ずかしい〜でも、にーさんすごく顔真っ赤にして可愛かった。
デレもう効果的ね!よし、もう一回参考読んで、ツンデレの復習だわ!)
そして、シルが何かを感じたのと、
ソヨヒトの考えは一致していなかった。