エルフの伝承①
シル
「お母さん、ちょっといいかなぁ?」
自室で本を読んでいたローネに最近の学校での出来事を説明した。
ローネはしばらく考え込み、、、
ローネ
「この話、、、ノリヒトさんに聞いてもらいましょ」
ローネはシルを連れてノリヒトがいる居間に、、、
ノリヒトは居間で手のひらに力を込めて、何かを出そうとしていた、、、。
ローネ
「、、、ちょっといい?ノリヒトさん」
何をしていたかは触れずシルの近況を話した、、、。そして、、、
ローネ
「ここからは話が変わるのですが、、、」
そう言って異世界の話をする。
ローネが話し終えてるとしばしノリヒトは考え込み、、、
「シルちゃんが意図しないで、無意識で発動ているのかれないね!ちょっと調べる必要はあるけど、その話と今起きている事象を鑑みても、その可能性が高いと思う、、、仮にそうだとすれば、そのペンダントを調整すれば簡単に解決するよ!でも、個人的な感想として、シルちゃんの魅力だと思うけどね!!」
ノリヒトらしく最後は茶化して終わる。
シルは少しホッとしていた。今の状況が変わればもっと学校生活が楽しくなる、そう思うからだ、、、。
シル
「お母さん、、、この事はにーさんにも話したほうがいいかなぁ?」
シルがそう尋ねるとしばらく考えてから、
ローネ
「あなたの意思にまかせるわ」