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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
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働く意味③

やった!オトンは金持ちだった!!

これで過酷な労働からはおさらばだ!

これからはオトンに適当にゴマをすっとけば愉快痛快な生活が送れる!!


そんな事を思っている時期もありました、、、。


義妹がとんでもない発言をする。


シル

「私、にーさんのとこでバイトしたい」


バイトをしたい?俺のところで?これ?俺が辞めたら怒るよね?だってそう言う事だよね?


そもそもだよ!シルさんオトンが金持ちだって知ってたんだから、バイトの必要ないよね?


それでもバイトしたいって事は、俺にバイトの面倒みて、って事だよね?面倒見る人が、


ソヨヒト

「俺!金持ちなんでやめてます!!」


って言ったら絶対怒らられ案件だよね、、、


そうだ!!うちのバイトを断れば良い!!うちのバイトはブラックで〜とか適当な、、、


ダメだ、、、俺はたった今、自分で言ってるよ、、、

格好つけて言ってたよね?


ソヨヒト

「、、、、いいんじゃないかな、、、」


あんたは、、、なんでそんな事言うのよ、、、


ソヨヒト

「それで、、、シルはなんでバイトしたいの?」


シル

「にーさんみたいに働いてみたい」


ソヨヒト

「そうだね!!労働は人生経験としていいからね!」

 


おい!おい!誰か止めろこのアホ!!格好つけて、すげ〜こと言ってるよ、、、格好つけ過ぎでしょ?

愉快痛快 って言ってたやつの発言か?

かわいい義妹に褒められてこいつ調子に乗ってるぞ、、、!!

誰か〜俺を止めてくれ〜

さようなら〜俺の愉快痛快生活〜!!



シルは涙を拭き、俺の顔を見て笑顔で


シル

「ありがとうにーさん」


と、微笑んだ。

 

ソヨヒト

「うちのバイト面接あるから受かると良いな?

まぁ〜シルは可愛いから大丈夫だよ」


俺の言葉に何かを思ったのか、、、


シル

「、、、さっきのにーさんの話で、思いついた事が

あるんだよね、、、ちょっとお母さんに相談してみる」


俺はさっぱり意味がわからなかったが、さもわかったように、、、


ソヨヒト

「そうするといいよ」


と、言ってみた。

そして俺には働かなきゃいけない理由が出来た(涙)


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