表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
65/537

働く意味①

本日は4月30日4月の最終日!!明日と明後日、学校とバイトに出ると晴れてゴールデンウィーク!!

苦学生は苦労が絶えない、、、そう思っていたけど、、、俺も働く必要無くね〜?

だってパパ金持ち!!


そんな邪なことを考えニヤニヤしながら歩いていると、姿の見えないシルが、、、


シル

「にーさんそこの公園寄って行かない?」


と、珍しくお誘いを受ける。


ベンチに座っていると、


シル

「⚪︎△◻︎×←↑※、、、解除」


そう言うと忽然と隣にシルが姿を現す、、、


金髪ロングの髪は少しウェーブ気味で、髪からすこしでた耳がピンと立つ、、、。

物憂げな顔で遠くを見る青い瞳がより、絶世の美少女を引き立てる、、、アホ共が夢中になるのもうなずける。


ソヨヒト

「どうしたんだシル?」


シル

「にーさんに相談があるんだけど、、、」 


シルは俺を方を見ることなく遠くで揺れる木を眺めている。


俺もその木を見ながら、、、


ソヨヒト

「言ってごらん」


シル

「私が何かしようとすると、みんなに迷惑がかかるの今日だって、、、何も頼んで無いのに、、、」


そう言ってシルは次の言葉を飲み込みうつむく、、、。


ソヨヒト

「シル、、、これは俺の独り言、、、だから気にしないで聞いて」


シルは俺の方に振り向く、、、俺はそのまま遠くの木を見て


ソヨヒト

「シルを見てると幸せになる。

シルが頑張ってると応援したくなる。

シルが何かしていると手伝いたくなる。

みんなダメだとわかってる。

シルに迷惑がかかるってわかってる。

それでもシルを助けたい、、、今回はその気持ちがたまたま良く無い方に行っただけ、そのうちみんなわかってくれる、、、俺はそう信じたい、、、。」


シルは無言で俺を見続ける、、、。


ソヨヒト

「でも、、、シルはそれをわかってるんだろ?

それでいいんだよ好きにしなよ!応援するから」


シルは笑みを浮かべた後、


シル

「ありがとうにーさん、、、」


と、俺の肩に顔つけて泣いていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ