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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第6章 卒業
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いつもと違う展開?

結局、珍しくも朝の登校でシズクと会うことは無かった。


新学期だという意味の分からん理由で、クラスの席替えが実施され、俺は主人公席を死守する事が出来ず、窓側の真ん中という中途半端な席で落ち着いた。

まぁ、、、窓側だから良しとするか、、、。


その後は、全然為にならない授業を受けず、いつもの様に外を眺めていると、、、


あれ、、、シズクの家の車だよなぁ、、、

そう思っていると当然車からシズクが出てくる、、、

まぁ〜!!うちのお嬢様は新年早々重役出勤なんて!!

あとでさおり会長にチクリますわよ!!

言っとくけどあのお方は怖いのですぞ!!


そんなアホなことを考えながら、校舎に入るシズクを見つめていた、、、。


昼休みにトオルに連れられ、学食で貧乏ラーメンを啜っていると隣のテーブルに座る上級生の女子達が、、、


上級生の女子生徒A

「ねぇねぇ!!聞いた?白川さん学校辞めるんだって!!」


上級生の女子生徒B

「えっ!!わたしが聞いたのは親の会社を継ぐから進学はしないだけど、、、」


上級生の女子生徒C

「ウソ〜わたしは留学するって!!」


なんだなんだ?いくら適当なうわさ話でも支離滅裂過ぎるだろ!!


俺の向かいで澄まし顔のイケメンが、カレーを食いながら、、、


トオル

「だってよ!!なんでも元彼に振られて、相当ショックだって話だぜ?」


、、、おい!!なにを適当なホラを!!

言っとくが、振られたの俺だからな!!

俺は騙されんぞ!!


ソヨヒト

「お前の話には乗らんぞ!!そもそも振られたのは俺だ!!」


その後も、あちらこちらで、そんな支離滅裂な噂が、、、

さてさて真相はいかに?


放課後、図書委員会に出席した後、生徒会室に、、、

嫌な予感を感じながら生徒会室に入ると、、、


やはり、、、暗い顔のシズクが今にも泣きそうな顔で俺を見てくる、、、


これ、、、間違えましたって、ドア閉めたら絶対怒られる案件だよねぇ、、、


ソヨヒト

「チース!!随分と早いね!!」


俺は面倒だから図書委員会は、シルに押し付けてきた!!

さおりも風紀委員会が長引いている?


シズク

「こんにちわソヨヒト!!わたしはこれだけだから、、、」


明らかな愛想笑いのシズク、、、

まぁ〜知ってて早くきたんだけど、、、


俺はそのまま笑顔でシズクの隣に座る、、、


さてさてどうする?とりあえず尋ねるか?


ソヨヒト

「今日はなんか元気ないねぇ〜

そんなに沈んでるとせっかくの美人が台無しですぞ、、、!!

いや、、、陰のある美人も悪くないかぁ、、、」


とりあえず適当にジャブを打つが、、、


シズク

「ふふっ、、、ソヨヒトったら、、、

ねぇ〜ソヨヒト、、、お話聞いてくれる?」


良かった!!話す気はある様だ!!俺はとびきりの笑顔で、、、


ソヨヒト

「なんだい?美人のおねーさん!!」



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