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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第6章 卒業
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休み明けって憂鬱だよねぇ〜

新年も明け、長いようで短かった冬休みも終わりを告げ、今日から新学期を向かえている。


高校2年生もあと3ヶ月足らず、、、

そんなことを思いながら、いつものように変な姿で登校をしていると、、、


シル

「ソヨヒト、、、スキーってなに?」


姿は見えないが、俺の腕に抱きつきながら歩く、義妹兼恋人兼自称新妻のシル様が、、、


ソヨヒト

「、、、そうか、、、一年生はもう直ぐスキー教室だな!!」


俺も去年体験したのだが、1年生は2月に苗場で2泊3日のスキー教室がある。


ソヨヒト

「うーん、、、説明がむずいなぁ〜

簡単にいえば、シルは雪は知ってるよな!その雪の積もった傾斜を滑るスポーツだな!!」


姿が見えないからシルの表情が読み取れない、、、

なんとも、、、


シル

「雪かぁ、、、やっぱり寒いよねぇ〜」


おやおや?シルなら雪は好きだと思ってたのだが、、、

まぁ〜シルは脂肪が少ないから寒さに弱い、そんなところか?


ソヨヒト

「シルは雪が嫌いなのか?それとも寒さか?」


表情が読めない人との会話は難しい、、、


シル

「うん、、、寒さは苦手、、、スキー教室って、ソヨヒトは行かないんだよねぇ、、、」


そう言いながらシルが俺の腕を抱きしめる力が強くなる。


今朝は一段と冷え、TVでも本格的に冬将軍の到来を発表していた。シルの姿は見えなくてもシルが身を縮こませているのが容易にわかる!!


ソヨヒト

「そうだね、2年生には去年の修学旅行があって、3年生は受験があるから春先の遠足だったと思う。」


シルがため息を吐く、、、やはり自然現象は完全隠蔽出来ないらしい、、、姿の見えないシルから白い息が、、、なんとも面白い。


しばしの沈黙の後、、、


シル

「スキー教室行きたくないなぁ、、、」


おやおや随分と珍しい、、、


そう思っていると、、、


さおり

「おはよ!!多田野庶務!!」


あらあら、新年早々会長モードですか、、、


ソヨヒト

「おはよ!!会長〜」


俺の腕からそっとシルが離れる、、、


さおり

「なんだなんだ多田野庶務!!朝から元気がないぞ!!」


、、、いや〜お前が元気あり過ぎなんだよ!!大体いつもなら不機嫌そうに挨拶だけして通り過ぎていくだろ!!


さおり

「もう〜わたしがこんなに元気なのに?

どうしたの、、、多田野庶務?」


、、、朝から小芝居とは、、、うぜ、、、

なに清楚系のフリしてる!!


ソヨヒト

「朝から変なテンションやめてくれ、、、こっちは休み明けで憂鬱なんだよ、、、」


まったく、、、変わり者め!!


さおり

「なに言ってるの!!やっと冬休みが明けて、毎日会って上げるってのに!!もっとわたしに感謝しなさい!!」


、、、今度は意味不明のツン?だよねぇ〜

それともデレなの?


そんなこんなで学校に着くといつもの様に、シルとさおりはササっといなくなる、、、


、、、あれ?シズクさんは?


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