表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第5章 年末にかけてイベントって多くなるよね、、、
564/579

ニューヨークからのハッピーニューイヤー②

母の言い分はこうだ、、、。

母は長年の夢とは言え、国際弁護士としてのここニューヨークでの生活は、決して楽なものではない。

それなのに父は、浮かれ気分でショッピングで散財をしまくり、母の機嫌が悪くなったのだ。


母も最初はニコニコと笑顔で我慢していたのだが、無神経な父の一言で母が豹変した。


さおりの父

「いや〜買った買った!!ついついそんなにいらない物も、雰囲気で買ってしまった!!」


と、この日、父は上機嫌に約100万近くを散財していた。

ただでさえ物価高が深刻なニューヨークで、家賃を抜いた母の生活費の2〜3ヶ月分の金額は流石にやり過ぎだ。


まぁ、、、わたしも父からの多少の恩恵を受けたので、あまり文句は言えないのだけど、、、


さおり

「わかるけどさ〜もう直ぐ年も明けるんだから!!

ケンカを来年まで持ち越しはやめようよ!!」


母も流石にこのまま年を跨ぎたくない様なので、、、


さおりの母

「、、、ふう〜そうね!!ここで止めましょ!!」



父は母のその言葉を聞いてホッとした様で、わたしの顔を見てアイコンタクトでありがとうを、、、まったく!!


父は母に頭が上がらない、わたしも気が強いと自覚しているが、母はわたし以上に気が強い、それでも父は母にベタ惚れだ、、、

どうすればわたしも母の様になれるだろうか?


、、、正確的にソヨヒトは父の様にはならないだろう、、、そもそもしっかりしてるし、、、。


あ〜あっ!!

結果的にわたしの方がソヨヒトにベタ惚れなんだよなぁ〜

こんな人には言えない状態に甘んじてるなんて、、、


そうこうしてると年が明けた、、、本当はタイムズスクエアでの、カウントダウンを楽しみにしていたけど、母が治安が良くないからダメだって、、、

こんなことなら日本で、ソヨヒト達と一緒に過ごしていれば、、、


そう思っているとソヨヒトからあけおめメールが!!


ふふっ!!ソヨヒトって、いつもタイミング良くわたしのケアをしてくれる!!


やっぱり早く日本に帰ってソヨヒトに逢いたいなぁ〜!!


、、、チュート?、、、


、、、まったく!!シルちゃんは本当に生意気ね!!


、、、なるほど!!ソシャゲーね!!


、、、なんでフレンド申請してくるのよ、、、


ふ〜ん!!二人っきりだったんだ、、、

あの子いちいちマウントとってくるじゃないわよ!!むかつく!!


もう良いわ!!帰ったらいっぱいソヨヒトに甘えよう!!


覚悟してなさい!!愛しのソヨヒト!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ