立て続けに、、、。
トオル
「なに言ってるだよ!!これも練習だよ!!
ほら〜俺らサッカー部って連携も重要だろ!!
だからマネージャーと連携プレーの練習をね!!」
おいおいど天然トオルどん!!マネージャーと連携プレーって、、、、言い方不味くないか?ほら〜彼女も苦笑いしてるぞ!!
ソヨヒト
「あ〜なるほど!!確かに昨今の漫画じゃ単独プレー最高!!って言ってるけど、やっぱり日本は連携がねぇ〜!!
って、ピッチにマネージャー関係ないだろ!!
なんだ!!お前はマネージャーにパス回すのか?
下手か!!ド下手か!!
こんなところで俺にボール回すぐらいだかなら!!」
トオルのボケと俺のツッコミで笑いが起きる、、、
まったく、、、そもそも根っからのドリブラーが、無茶なパス回しやがって!!危うく事故るところだったろ!!
その後もトオルの明後日のボケパスを上手くフォローして別れた、、、。
まったく!!いつもの調子で悪ノリしやがって!!二人で話してる時ならまだしも、第三者がいる時に事故ったらどうするんだよ!!
しかし彼女さんも、俺とシルの関係を気にしてる様子ではなかったけど、まぁ〜トオルがフォローしてくれるだろ、、、最悪は生徒会関連として処理すれば!!
やはり変装は大事と言うことでシル様にお願いをする。
ちょっと嫌な顔をされたけど、ここは我慢ですぞ!!
そう思っていると、、、ほら、、、向かいから見たことある男子が、、、よし!!とりあえず気が付かない振りだ!!
???
「先輩?多田野先輩!!」
チッ!!こいつはデリカシーってもんがないのか?
こちとら女連れなんだ!!こういう時は、気を使って声をかけないのがマナーなんだよ!!
ソヨヒト
「やぁ〜!!コウくん!!どうしたのこんなところで?」
周りを見てごらんなさい!!周囲はカップルだらけなのに!!お前みたいな一人もんは、、、って、、、隣に帽子を被った女性が、、、あれ?
さおり、、、
あからさまに困った顔のさおりが、、、
さおり
「こんにちわ、多田野書記、、、そちらの方は、、、」
いやいやそれよりもなんでコウくんとデートしてるのよ、、、まぁ〜大体想像はつくけどね〜
ソヨヒト
「あっ、、、この人は、、、」
やばい!!シルは変装はしている、、、
言葉の途中でシルを見ると、、、
シル
「こんにちわ会長!!、、、ところで会長はなんでコウくんとご一緒なんですか?」
シルが帽子を外す、、、なんとびっくり!!いつものシルさん!!
どうやらとっさに変装を解いたのか?
シルが冷たい視線でさおりを見る、、、
こらこらそんな視線送らないの!!あんたも大体わかるでしょ〜
さおり
「、、、え〜そうね〜さっきそこでバッタリ会って、、、」
だからいちいち俺を見るな!!もっと堂々としろよ!!
シル
「、、、そう、、、私たちは例の件で、、、」
そう言って何故かこうくんを睨む、、、
さおり
「あっ!!例の件ね!!それならわたしも一緒に行きましょ!!バイバイ!!コウくん!!
さぁ〜多田野書記!!行きますよ!!」
勇者さおりんはコウくんと別れ、俺らの仲間になった!!
果たして勇者さおりん一行は伝説の例の物を手に入れらるのか?
続かない!!
呆然とするコウくんを尻目にその場を立ち去る。
俺の隣を歩くさおりが、、、
さおり
「ちょっと!!ソヨヒト誤解しないでよね!!買い物中にたまたま出くわして、、、その後しつこく付き纏われただけだからね!!」
、、、俺は何も言ってませんが、、、
さおり
「大体シルちゃんちょっと性格悪いわよ!!あんた今日のわたしの用事知っていたでしょ!!」
シルは先ほどと打って変わってニコニコしながら、、、
シル
「どうだった!!なかなかの演技だったでしょ!!」
、、、ほんと性格悪いのなぁ、、、
さおり
「、、、なに黙ってるのよ!!誤解だからね!!」
、、、逆ギレ?これは逆ギレなのでは?なぜ俺が文句言われる?
ソヨヒト
「まぁ〜一瞬びっくりしたけどすぐに察したから!!
お疲れ様さおり!!」
俺の言葉にほっとしたのか、突然俺の腕に抱きついて、、、
さおり
「わたしはソヨヒトしか、見てないからね!!」
なんとも可愛い事を、、、
さおりはまだ買い物の続きがある様なので、、、
さおり
「今夜電話するから絶対出なさいよ!!」
そう言って行ってしまった、、、。
なんとも、、、
流石になんか疲れたので俺たちも帰ることにした。




