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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第5章 年末にかけてイベントって多くなるよね、、、
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朝はしょうがない!!

さおりとシズクは今日は泊まっていく様だ。

どうやら今日が今年会える最終日だとか。


さおりは母親が、年末年始に日本に帰ってこれないとのことなので、父親と一緒にニューヨークの母親に会いに行く行くとのこと。


シズクは家族と毎年恒例のハワイでの年末年始だそうだ。

さすがは白川家、、、なんか芸能人みたいだなぁ、、、。


と、言うわけでいつもの様に美人二人に挟まれて寝ると思いきや、、、


シル

「今日は女子会だから一人で寝てね!!」


、、、?

なんとも珍しい〜!!まぁ〜俺としては久々に一人で寝れるから良いんだけど!!


3人娘はいつもの様にリビングで寝る様なので、俺は自室に戻り勉強をする、、、。


気がつくと日を跨いでいた、、、おっと!!ついつい集中してしまった!!



ベットに横になり寝ようとすると、、、

なんだろう?やけに人肌が恋しい〜まさか俺がそんなことを思うとは、、、。



夢を見た、、、忽然と姿を消したシルを探しに行く夢を、、、いつ帰るかわからない長い旅、、、

さおりとシズクにも別れを告げてシルを探しに行く夢、、、


なんなんだ、、、

うなされる様に夢から覚めだ、不思議と夢の内容が思い出せない、、、漠然とした孤独だけを感じる、、、

思わず自分の体を抱きしめる、、、。


寝汗の影響だろう、、、激しい喉の渇きを覚えて、リビングに向かう、、、。


3人がソファーで寝てるであろ、、、足音を立てずにキッチンに、、、コップに水を入れ勢い良く飲む、、、。


ただの水道水なのにやけに美味く感じる。

何処となく懐かしさも、、、。


ひと心地ついた、、、そう思ったいるとシルが起きた。


シル

「ふぁ〜珍しいね〜」


シルはそう言って俺の隣に立ち、俺の持っていたコップを取り上げて、水を注ぎ喉を鳴らして飲む、、、

俺はシルの横顔になんとも言えない愛しさを感じて、、、


シル

「、、、もう〜どうしたの?抱きつくなんて珍しい〜」


言われて気がつく、、、俺はシルを背後から抱きしめてた、、、なんだろうこの安心感、、、。


ソヨヒト

「あっ、、、ごめんなんか急に愛しくなって、、、」


シルは俺の手に自分の手を重ねて、、、


シル

「安心して!!ずっとそばに居るからね!!」


、、、なんでだろ、、、シルも俺と同じ気持ちなんだろ、、、何故かそう感じた、、、。


さおり

「まったく、、、朝っぱらなに二人でやってるよ!!」


シズク

「あらあら、、、ちょっと焼けちゃうわね!!」


気がつくとさおりもシズクも起きてこっちに来ていた、、、うん!!気まずい!!


ソヨヒト

「その〜しばらく二人にも会えないから抱きしめて良い?」


シルを抱きしめたまま言うなんてクズの極みだが、、、

なに、、、今更だろ!!


さおり

「、、、まったく、朝から盛って、、、

しょうがないわね!!」


シズク

「ふふっ!!朝だからよね、、、ソヨヒト君!!」


そうって4人で俺のソヨヒト君を見る、、、確かに!!


まぁ〜ちょっと恥ずかしかったけど、俺は遠慮なく二人も抱きしめて今ある幸せを感じた、、、。


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