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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第5章 年末にかけてイベントって多くなるよね、、、
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未来、、、

風呂から上がってソファーに座るシルの隣に、、、あれ?

シルが真剣に何かを考えている、、、

さてさてどうするものか?

俺の経験則だと、この手のシルは大半がろくでもないことを考えている、、、。


シル

「あっ!ごめん今レモン水持ってくるね!!」


おやおや、、、俺のただの気苦労か?最近のシルは比較的まともだしな!!


ソヨヒト

「あっああ、、、ありがとう、、、。」



シルがレモン水を持って帰ってくる、、、

なぜか俺にグラスを渡さずにシルが口に含み、そのままキスをしようと、、、


ポカン!!


ソヨヒト

「こら!!なにバカなことしてる!!」


まったく!!口移しとは、、、なんでそんな発想が生まれるんだ!!


シル

「イテテッ、、、ただの悪ふざけだったのに〜」


イヤイヤお前はガチでやってくるだろ!!

そう思っていると、シルが俺の上にまたがり、、、

こらこらこの体型は流石にまずいだろ、、、目の前にシル様の立派なたわわがゆさゆさと、、、起きるなよ!!起きるなよ!!


シルは腰に手を当てて、もう片方の手の指をピンと立て、、、


シル

「賢いわたしは考えました〜

今日のわたしは全体的に空回りてました!!

よって今日の最後ぐらいは、ソヨヒトをメロメロにしよう思います!!」


、、、やっぱりなぁ、、、


ソヨヒト

「賢くないシルさんや、、、悪いが降りてくれないだろうか?ちょっと重い、、、」


それに息子が起きたら大惨事だ!!


シル

「ムッ!!なにぉ〜!!」


そう言ってシルが俺の頭を押さえ込みバストプレスを、、、あ〜なんたるボリュームある果実が俺を包み込む、、、

なんて幸せなぁ、、、って、違うだろ!!


ソヨヒト

「ギブ!!ギブアップ!!苦し〜い息が出来ないよ〜」


シルはため息を吐いて俺の頭を離す、、、


シル

「どうかなぁ兄者〜?メロメロになったかな?」


メロメロに前にクラクラだよ、、、


ソヨヒト

「こんなことしなくても、いつでもシルにメロメロだよ!!」


シルの顔がパッと明るくなり、、、


シル

「そうであろうそうであろう!!」


そうって俺に抱きつき顔をすりすり、、、だからお前はネコか!!まったく、、、シルの頭を撫でてやる、、、

そのうちゴロゴロ言い出すかも!!


シル

「わたし、、、今すごく幸せなんだよぇ〜だって、ソヨヒトといろんな初めてを過ごせて、、、

初めての学校!!初めての勉強!!初めてのデート!!

初めての家族旅行!!初めてのバイト!!初めてのテスト!!初めての恋敵!!初めてのキス!!初めての夏休み!!初めての生徒会!!初めての体育祭!!初めての文化祭!!初めてのクリスマス!!みんなソヨヒトがくれたもの!!」


、、、なんか多いなぁ〜

でも、確かにみんな俺と一緒に経験したものだ、、、。


ソヨヒト

「そうだねぇ〜俺も初めてだらけだったよ、、、」


早いものでシルと知り合って一年が過ぎた、、、

あの夏の人見知りの少女がこんなに懐くとは、、、


シル

「わたしね!!きっと良い奥さんになるから期待しててね!!」


最近思うのだが、シルはこの手の話を真剣に考えている様だ、、、シルには自分の人生を生きる未来はないのだろうか?


、、、いや、それは愚問だな、、、。

シルにとって俺との歳月は刹那の時、、、

シルにとっての未来とは俺が死んでから考えればいいことなんだ、、、なんか切ない、、、


シルにとってそう遠くない未来で、俺はこのエルフの少女を置いて居なくなる、、、。


なんとも言えない想いを抱きながら、シルを抱きしめて頭を撫でていた、、、。



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