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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第5章 年末にかけてイベントって多くなるよね、、、
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色々考えておりますなぁ〜

今日は早く帰ってきなさい!!と、親に言われているようで二人は21時前には帰ることに、、、。


まぁ〜日本のクリスマスは恋人と過ごすイベントだ!!

親としては間違いがあったらと思って門限を設けるのだろう!!懸命な判断だと思うのだが、、、二人はブー垂れている。


帰り際に抱きしめて欲しいと要望があったので、一人ずつ抱きしめてキスをする。

二人は満足気にシズクの車で帰って行った。


部屋に戻りソファーに座るとシルが、、、


シル

「お疲れ様〜!!」


そう言ってホットミルクを出してくれた、、、


ソヨヒト

「ありがとうシル!!」


俺の隣に座ったシルが、肩にもたれながらホットミルクを飲む、、、なんだろシルの温もりを感じると落ち着くな〜


シル

「ちゃんと二人にキスしてお別れした?」


、、、ありゃ〜バレてた、、、


ソヨヒト

「うん、、、抱きしめてキスしたよ、、、怒る?」


シルの顔色を伺うが、、、


シル

「まぁ〜気分は良くないけどしょうがないでしょ!!

わたしが一人で独占する訳にはいかないし、、、」


、、、なんだろ、、、やっぱり最近のシルは妙に大人だ、、、


シル

「わたしね、、、こないだの件は反省してるんだよ、、、」


、、、?はて、、、シルは何かしただろうか?


シル

「わたしは第一妻って言ってるくせに、ちゃんとその辺が出来ていなかった、、、シズね〜が、あんな事になったのはわたしのせいなんだ、、、」


シル曰く、エルフの世界では本当に第一妻のポジションは存在するらしい、、、

特に王族では、后よりも第一妻の方が権限があり、

その第一妻は婚姻の早い順で決まるものでもないらしい。

夫を心から愛して支える事を出来る妻を、夫が妻たちの仲から選ぶのだと、、、すなわち后とは異なる立場で、妻たちの中では一番権限があるとの事。


また、后は正妻となるのだが、出自に左右されることもあり、あくまでも公の立ち位置となる。


ちなみにローネさんはその中でも極稀な、后兼第一妻として4人の妻たちの切り盛りをしていたという。

けして、高貴な出自のでは無かったが、シルのお父さん、、、つまり国王から愛され絶大な信頼があったとのこと、、、。


まぁ、シル自体は赤子だったので実際にその様子は見た事ないとか、それでも側近からその話を聞いて憧れがあったと言う、、、なんとも、、、。


シル

「だから第一妻の条件は、誰よりも夫に愛されて、妻達にも人望がなければならないの、、、

まぁ〜わたしの場合は、誰よりも夫に愛されるはクリアーしてたけど、人望がね、、、」


こらこら、、、サラッと爆弾発言するんじゃない!!

みんな平等だよ〜!!

、、、多分、、、いや〜少し、、、ほんの少しシルを優遇し過ぎてる?

、、、よし!!少し気を付けよう!!

明るい家族計画の為に!!意味違うか?


ソヨヒト

「そうか、、、なんか悪いね、、、シルが隠れて頑張ってくれたんだね!!ありがとう!!」


シルは嬉しかったのか、俺の腕に顔をスリスリする、、、お前はネコか!!


シル

「ううん、、、旦那様のためだもん、、、」


まぁ〜なんとも可愛い事を、、、


ソヨヒト

「そう言えばさっきオトンから連絡があったんだけど、、、やっぱりシルは知ってるのか?」


オトンの事だ、まずはシルに連絡するだろう、、、

シルは申し訳なさそうに上目遣いで、、、


シル

「うん、、、でもね、その件はちゃんと、にーさんに確認してね!!って言った、、、。」


おいおい、、、あれが確認事項か?一方的にボケ散らかして逃げて行ったんだけど、、、


ソヨヒト

「、、、あいつ俺には決定事項として、言いたい事言って電話切りやがったよ、、、」


シルはクスクスと笑いながら、、、


シル

「お義父さんって本当に面白いよねぇ〜」


ソヨヒト

「そうなんだよ!!俺が中学の時にさぁ〜」


この後、オトンの色々やらかし武勇伝をシルに話して

盛り上がった。


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