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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第5章 年末にかけてイベントって多くなるよね、、、
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クリスマスパーティ開催!!(準備)

シズクの車でマンションに向かう途中、予定よりも早くシルからの連絡がシズクに届く、、、。


シズク

「あらあら、、、シルちゃんの方は意外と早く終わったのねぇ〜もう少しダーリンを独り占めしたかったわ!!」


あからさまにガッカリした表情で、LENEを見ながらパーテーションを開け運転手に、、、


さおり

「車をマンション前に停めて下さい。

その後シルちゃんを向かいに行きます。」


運転手はこちらを見ることなく


運転手

「かしこまりましたお嬢様」


なんかそれっぽくてかっこいいな!!

出来ればもっとお嬢様口調で、、、


おほほっ!!マンション前で車を停めなさい!!

パンがないならケーキを食べればいいのよ!!


、、、これは悪徳令嬢だなぁ、、、

次回!!シズク転生して悪徳令嬢になる!!


シズク

「ソヨヒトはマンションで待っていてね!!」


そう言って俺をマンションで下ろしてシルを迎えに行ってしまった、、、。


言われるがままリビングでくつろいでいると、、、


シル    ソヨヒトは自室でお勉強で

      もしていてね!!

      絶対にリビングを覗いちゃ

      ダメだよ!!


なんか鶴の恩返し的な展開に、、、シルの恩返しか?


まぁ〜そう言ってくれるなら遠慮なく久々に気合いを入れて勉強だ!!普段勉強を妨害されることが多いからこんな日は助かる!!


しばし勉強に集中していると、、、ドアがノックされて、、、。


さおり

「お疲れ様!!もうすぐ夕飯になるからそろそろリビング来てね!!」


さおりはそう言ってリビングに戻って行った。


おやおやもうそんな時間か、、、時計を見ると19時を指している、、、勉強道具を片付けてリビング向かう。

なぜだろ、、、突然去年のクリスマスを思い出した。


去年のクリスマスは一人で過ごした、、、。

正確には親に外食を誘われていたが断った。

きっと、その外食にはシルもローネさんも参加していたんだと思う。


あの日も25日が終了式だった。

学校帰り際にトオルからサッカーの全国大会前の貴重な時間を作って、今日はさおりとデートをすると嬉しそうに語っていた、、、。


俺は 良かったな!! と言葉を返していたが、俺の心はモヤモヤしていた、、、。


今思えば完全なる嫉妬と後悔だ、、、だから家に帰ってからサプライズでオトンに外食を言われても、なんだかその気になれず、一人カップラーメンを啜っていた。


なぜだろ、、、リビングのドアノブに手をかけるのにドキドキする、、、


ああ〜俺は今すごく嬉しいんだ、、、。


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