懲りないヤツらの不毛の争い
シル
「ふぅ〜!!やっぱりお風呂は命の洗濯ですなぁ〜」
広い湯船に浸かり手足を伸ばしてシルが言う。
シズク
「ねぇ〜それ前にソヨヒトも言っていたけど何なの?」
体を洗いながら元ネタを知らないシズクがシルに尋ねるが、、、
シル
「はて〜?何のことですかなぁ?」
シルは大きな伸びをしてわざととぼけてみせる、、、。
さおり
「ふふっ!!それソヨヒトの好きなアニメのセリフなのよ!!」
シズクより先に体を洗ったさおりが、湯船に入りながら答えを言う。
シズク
「そ〜なんだ、、、わたしも観てみようかなぁ?」
シルとさおりはソヨヒト同様に漫画とアニメが好きだが、シズクはどちらかと言うと疎い感じだ。
けして、漫画とアニメを見ないわけではないが、家の教育方針上幼少期からあまり馴染みが無かった。
むしろ、ソヨヒト達と付き合う様になってから触れる機会が増えて来た。
さおり
「それにしてもやっぱりあんたまた大きくなったわね!!」
さおりは恨めしそうにシルの豊満な胸を見つめそして鷲掴みにする。
シル
「キャ〜!!やめてよ!!」
シルはさおりの手を払い距離をおいてドヤ顔で!!
シル
「ふっふふ!!気付いてしまいましたかねぇ?
そ〜!!何を隠そう、最近お店で測ってもらったら
わたしも母上達と同列になりました!!
ズバリGです!!G!!これも日頃ソヨヒトが手伝ってくれたからね!!」
シルは得意げに胸を張る、、、
さおり×シズク
「なっ!!」
思わず二人が自身の胸に手を当てる、、、
さおり
「、、、あいつまったく!!それにしても栄養が全部そこに行くなんて、、、大体エルフはペタンって相場かあるのに!!」
シズクがシャワーで体を流し、鏡に映る自身のお尻を見ながら、、、
シズク
「、、、大丈夫!!ソヨヒトはお尻フェチだから、、、」
思わずそう〜呟くと二人が、、、
シル×さおり
「なっ!!」
シルもさおりも思わず、自身のお尻に手を当てる、、、
さおり
「まっ、、、確かにわたしは胸もお尻も二人には劣るけど!!体型はわたしが一番ってソヨヒトは言ってくれてるから!!」
シル×シズク
「なっ!!」
シルは湯船でカニの様にぶつぶつと言って泡を吹く、
シズクはしょんぼりしながら湯船に浸かり、、、
シズク
「ソヨヒトの嘘つき、、、」
と呟く。
一人勝ち誇った様な表情のさおりが悠々と湯船に浸かっていた、、、。
一方、そんな女会の話で、一人ヘイトを集めているとはつゆ知らぬソヨヒトは、呑気に罰ゲームの洗い物をしていましたとさ!!
次回!!ソヨヒトの不幸?、、、続く?




