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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第5章 年末にかけてイベントって多くなるよね、、、
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対抗心?

嵐の様なシルが過ぎ去った後、、、


ソヨヒト

「あはは、、、ほんとシルのやつは慌しいねぇ〜

さて、、、朝飯朝飯!!」


さおりに愛想笑いをしてキッチンに逃げようとすると、、、


さおり

「待ちなさい!!あんたわたしの前でガッツリと、

キスしてたわねぇ〜」


あはは、、、ごまかせなかったか、、、


さおりがすごい剣幕で俺に近寄る、、、

えっ!!また殴られるの?


ソヨヒト

「おいおい、、、さおり、、、」


さおりが俺に抱きついて、、、


さおり

「ソヨヒトは座ってて、、、わたしが準備してあげる、、、」


そう言ってキスをされた、、、ありゃ〜対抗心ですかね?


さおりは頬を赤くしながらキッチンに、、、

可愛いやつよ!!


鼻歌を歌いながら冷蔵庫を物色して、シルが作ってくれた朝食を見つめながら、、、


さおり

「むむっ!!あの子いつのまにこんな料理を覚えたの!!」


そう言いながらレンジでチンを、、、


程なくしてさおりが温まった朝食と牛乳を配膳してくれる、、、どれどれ?


おっ!!これはキノコのチーズリゾット!!


キノコのチーズリゾット、横文字だからお洒落な感じだけど、なんのこっちゃない要はおかゆや雑炊のことだ!!

正確には汁気が少なく細長い生米から作るのがリゾットになるけど、日本の場合はその辺が曖昧だ!!

要するにホットケーキとパンケーキの違いレベル!!

作り方だってキノコとコメをコンソメの素で煮れば簡単に出来る!!


ちなみに今日のシルのリゾットは少々凝っている。

キノコがブナシメジとエノキ、玉ねぎと彩りにパプリカ、ニンジン、チーズとドライパセリまで!!

とりあえず一口モグモグ、、、美味い!!

なるほどなるほど!!


2種のキノコはブナシメジが見た目でキノコリゾットを演出して、クタクタのエノキと玉ねぎが旨みを出している。

細かく切ってありながらも、若干の歯応えを残したパプリカとニンジンが彩りと見せかけて、本来生米で作ることによって出来るお米のアルデンテ感を演出している、、、

出汁もちゃんとブイヨンだ!!チーズとの相性も良い!!

炊いたコメ以外本格的だ!!おそらく生米から作ると時間がかかるから、チンご飯でも使ったのだろう!!


ソヨヒト

「うん!!このリゾットは美味しい!!

ちゃんと考えている!!たいしたものだ!!」


さおり

「そうねぇ〜ちょっと味見をしたけど、、、

味も見た目もたいしたものだわね、、、」


さおりはシルの料理の意図がわかっているのか?

それとも、ただ味と見た目が良い料理として評価したのか?まぁ〜そんな野暮なことは聞かんけど、、、


そんな感じでシルの作ってくれた朝食を美味しく頂きました!!


終始そんな姿を見ていたさおりが、、、


さおり

「ソヨヒト!!お昼はわたしが作るね!!」


あらあら、、、シルに当てられちゃった?


その後は2人でお家デートならぬお家お勉強!!

いいんだよ!!俺ら来年受験だよ!!大学舐めるな!!


さおり

「ソヨヒト、、、ここなんだけど、、、」


ソヨヒト

「どらどら、、、あ〜これは、、、」


さおりも相当勉強を頑張っている!!うんうん頑張っているぞ!!でもこの子って元々母譲りの文系なんだよねぇ〜

無理して俺の様に理系に行かなくても、、、


うちのオトン変人だからほっておいて、うちのオカンも文系だっからオカンも理系は大変だって、、、


ちなみに変態オトンは最後まで自分が理系?文系?と悩んで、他の追撃を許さない圧倒的な学力で首席で卒業をしている、、、。


なんで俺はにその学力が、、、まぁ〜ゆうて俺もあまり文系、理系という枠には困ってないが、それでも理系だと自負している!!


そんな事を思っていると、、、時刻はそろそろ12時を回ろうと、、、さおりの集中力はまだ途切れてないなぁ〜


俺が昼を作っても良いのだが、、、さおりが作ると言っていたから、、、さてさて!!

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