ソヨヒトがいない時間
朝早くソヨヒトの部屋に侵入する、、、
当然ながら部屋の主は不在なので部屋は静まり返っている。
ソヨヒトのベットにダイブして枕を一呼吸、、、、
シル
「ソヨヒトの匂いがする、、、」
昨日はこの家に来てから初めてソヨヒトが不在になった。
ソヨヒトが居ない夜はとても淋しかった、、、。
シル
「早く帰って来ないかなぁ〜」
そう思いながらソヨヒト布団にもぐり込んで枕を抱いて丸くなる。
程なくするとお義父さんのラジオ体操の声が、、、
今日も元気だなぁ〜
布団から出て下に降り居間から窓を開ける。
シル
「おはよ!!お義父さん!!」
お義父さんはほぼ毎日この時間にラジオ体操のしている。
オトン
「おはよう!!シルちゃん!!今朝もいい天気だね!!」
お義父さんはいつもこの話をする、、、
シル
「もう〜!!お義父さん?今日は小雨が降ってるよ!!
そんな事してると、またお義母さんに怒られるからね!!」
今朝はこっちは雨模様、、、けれどソヨヒトのいる山口は晴れ模様、、、なんか私の気持ちみたい、、、。
ローネ
「おはよう!!シル!!」
お母さんが窓を開けて顔を出す、、、正確にはお母さんは毎日自室から、お義父さんのラジオ体操を笑顔をで見ている、、、。
シル
「おはよ!!お母さん!!もう〜お母さんも見てないでお義父さんに注意して〜!!」
まったく!!お母さんは本当にお義父さんに甘いんだから!!妻としてもっとしっかりしてもらわなくちゃ!!お義母さんみたいに!!
オカン
「おはよう〜シルちゃん!!ローネ!!」
ほら〜お義母さんが起きて来た〜!!
お義父さん怒られるぞ!!
シル
「おはよ!!お義母さん!!」
ローネ
「おはようサチ!!」
オトン
「おっ、、、おはようかーさん、、、」
おやおや毎度のことだけど、お義父さん怯えている、、、
オカン
「あらあら、、、おとーさん今朝は随分と、ずぶ濡れねぇ〜誰がそれを洗うのかしら?」
まぁ〜そうなるよね、、、やっぱり出来る妻は、しっかりと夫を躾けなければ!!お母さんみたいに甘々だけじゃダメね!!
朝食はお義母さんと一緒に作る。
お母さんもお手伝いするけど基本簡単な事しか出来ない。
実の母ながら不器用な人だ、、、。
オカン
「、、、うんそうそう!!あら〜すごい上達したわねぇ!!さすが私の娘ね!!」
お義母さんはいつも褒めてくれる、、、それを見ているお母さんもニコニコしてなんだがそれがすごく嬉しくて、
気が付けば料理が上達していた!!




