2人は親友
ソヨヒト
「どうもなにも前よりはお子ちゃまじゃなくなったけど、根っこはあまり変わってないよ!!」
ごめん!!さおりはガッツリ恋人です!!
隠すつもりじゃ無いんだけど、、、言えない状況なんですよ!!
トオル
「お前たちは付き合わないのか?一緒に生徒会してるんだ、お互いに意識してるんだろ?
そもそもなんで白川先輩とお付き合いしていたんだ?」
まぁ〜その辺気になるよねぇ〜
俺とトオルは一緒にいる事が多いけど、意外とその部分って互いに干渉してないからね!!
ソヨヒト
「白川先輩とは成り行きだね!!結局、俺がお子ちゃまだから振られちゃった!!」
これも設定通り!!シズクもバリバリの俺の女です!!
ソヨヒト
「お前こそ今の彼女とはどんな感じなんだ?」
トオルはしばし考えて、、、
トオル
「今までて一番しっくりくるかなぁ〜実はカナは中学校の後輩だったらしい、、、俺は知らなかったけど、、、」
トオルの彼女は1年生のカナちゃん!!同学年に学校一の美少女シルが居るのと、早々にトオルの彼女になったことで人気は薄いが、シルがいなければ学年一位〜二位を争っていた言われている。
ソヨヒト
「付き合うきっかけってなんだったんだ?」
トオル
「う〜ん当時はなんとなくって、思っていたけど、、、
今考えればさおりと、、、雲野さんと別れて寂しかったのかもしれない、、、」
トオルにもそんな感情あるんだなぁ、、、
ソヨヒト
「、、、なぁ〜なんで最初は断っていたさおりとの交際をOKしたんだ?」
トオルは当初さおりとの交際に難色を示した、、、
まぁ〜正確には俺がそれとなく伝えていた事に難色を示していたのだが、、、
トオル
「そうだなぁ〜強いて言えば、お前の顔をがチラついたからかなぁ〜
でも、当時のお前に雲野と付き合う気が無かったことを知ってOKしたんだよねぇ〜」
珍しくトオルが真面目な顔をしている、、、
トオルは愛嬌がよくいつもニコニコしている感じの優しい男だ。
トオル
「なぁ〜ソヨヒト、、、俺はお前らに悪い事をしたと思っているよ、、、元々お前たちの関係に入る隙なんか無かったことはわかっていた、、、けど、俺もさおりに惚れてたんだ、、、さおりがなんで俺に好意を持ったのかを知り、ソヨヒトにその気がない事を知って俺はOKした、、、だから、、、ごめん、、、」
トオルは深々と頭を下げて来た、、、
いや、、、違うんだ!!悪いの俺で、、、
ソヨヒト
「頭を上げてくれ、、、俺が子供だったばっかりにみんなに迷惑をかけていた、、、俺こそごめん、、、」
俺も深々トオルが頭を下げる、、、次第に互いに頭を下げている事がなんとなく面白くなって互いに笑い出す、、、
その後は、いつものたわいのない話に華を咲かせて仲良く夜更かしをした、、、。




